FP2級 2023年1月 実技(FP協会:資産設計)問34
問34
和雄さんは、労働者災害補償保険(以下「労災保険」という)について、FPの岡さんに質問をした。労災保険の概要に関する次の(ア)~(エ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。- 労災保険は、在宅勤務をする労働者を給付対象としない。
- 労災保険における保険料率は、業種にかかわらず一律である。
- 労災保険の保険料は、その全額を事業主が負担する。
- 労働者が業務上の災害により労災指定病院等において療養を受けた場合は、その費用の1割を労働者が負担し、残る部分が療養補償給付となる。
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) |
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正解
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) |
× | × | 〇 | × |
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:4.社会保険
解説
- ×不適切。労災保険は、業務災害や通勤災害にあった労働者に給付を行う保険のため、在宅勤務であっても業務と傷病に関係が認められる場合は給付の対象となります。
- ×不適切。労災保険における保険料率は、業種により異なります。金属鉱業や建設業等の労災発生リスクの高い業種の保険料率は高く、逆に労災が発生しにくい業種は低く設定されています。
- 〇適切。労災保険の保険料は、事業主の全額負担です。
- ×不適切。労働者が業務上の災害を被った場合、労災保険の療養補償給付として、労災指定病院等において診察や治療、薬剤などの現物支給を受けることができます。労働者の自己負担額は0円です。
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