FP2級 2024年1月 実技(FP協会:資産設計)問37
問37
雅之さんは、2021年10月に購入した国内公募追加型株式投資信託RRファンドの売却を検討している。下記<資料>に基づき、RRファンドを一部解約した場合の譲渡所得の金額として、正しいものはどれか。なお、解答に当たっては、円未満の端数が生じた場合には、円未満の端数を切り捨てること。<資料>
- 48,984円
- 58,090円
- 72,612円
- 96,240円
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正解 3
分野
科目:C.金融資産運用細目:3.投資信託
解説
譲渡所得は「譲渡収入-(取得費+譲渡費用)」の式で求めます。投資信託の売却では個別元本と購入時手数料の合計が取得費に相当し、解約時手数料が譲渡費用に相当します。
売却時における1万口当たりの取得費は、購入金額を購入口数で除して、
8,950円×240×102.2%=2,195,256円
2,195,256円÷240=9,146.9円
1万口当たり9,146.9円の投資信託を9,752円で120万口を売却したため、譲渡所得の金額は、
(9,752円-9,146.9円)×120=72,612円
したがって[3]が正解となります。
売却時における1万口当たりの取得費は、購入金額を購入口数で除して、
8,950円×240×102.2%=2,195,256円
2,195,256円÷240=9,146.9円
1万口当たり9,146.9円の投資信託を9,752円で120万口を売却したため、譲渡所得の金額は、
(9,752円-9,146.9円)×120=72,612円
したがって[3]が正解となります。
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