FP2級 2024年5月 実技(FP協会:資産設計)問31

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問31

下記<資料>の孝義さんが契約している学資保険Cおよび学資保険Dに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
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  1. 菜々美さんが15歳になった年の12月1日に生存していた場合、孝義さんに学資保険Cの学資祝金が支払われる。
  2. 大雅さんが18歳まで生存していた場合、孝義さんに学資保険Dの満期祝金が支払われる。
  3. 学資保険Cおよび学資保険Dの契約期間中に孝義さんが病気により重度障害の状態になった場合、以後の保険料は払込み免除となる。
  4. 学資保険Cおよび学資保険Dの契約期間中に孝義さんが死亡した場合、相続人にこども死亡保険金が支払われる。

正解 4

分野

科目:B.リスク管理
細目:3.生命保険

解説

  1. 適切。学資祝金は、満14歳8カ月に達した後、最初の12月1日に生存していれば受け取ることができるとあります。菜々美さんが満14歳8カ月に達するのは2032年2月3日なので、最初に到来する12月1日は15歳になった年の12月1日となります。この日に生存していることが、学資祝金が支払われる条件となります。
  2. 適切。満期祝金は、被保険者が満期まで生存していた時に支払われます。設例を見ると、満期は18歳となっているため、大雅さんが18歳まで生存していた場合、孝義さんに満期祝金が支払われます。
  3. 適切。保険料の払込免除事由の欄より、契約期間中に契約者である孝義さんが病気・ケガで重度障害の状態になった場合、それ以後の保険料の払込みが免除されることがわかります。
  4. [不適切]。こども死亡保険金は、被保険者である子が死亡または所定の重度障害状態に該当したときに契約者に支払われるものです。契約者である孝義さんの死亡では、こども死亡保険金は支払われません。
したがって不適切な記述は[4]です。