FP2級過去問題 2024年9月学科試験 問10
問10
キャッシュレス決済の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- クレジットカードは、原則として、カード会社が設定した利用枠(利用限度額)内で、商品やサービスを受け取った後に支払請求がされる後払いの決済手段である。
- デビットカードは、商品やサービスの購入時に使用すると代金が原則として翌月に銀行口座から引き落とされ、残高不足になってもあらかじめ設定された一定額までは使用することができる後払いの決済手段である。
- 交通系や流通系の電子マネーやプリペイドカードは、カードやスマートフォンに事前にチャージしておき、商品やサービスの購入時にチャージ額から支払う決済手段である。
- スマートフォン決済のうち、二次元コードやバーコードを利用するコード決済は、支払いアプリをスマートフォンにインストールして銀行口座やクレジットカード等の情報を登録したうえで、店舗または自身のスマートフォン上の二次元コードやバーコードを読み取って支払う決済手段である。
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正解 2
問題難易度
肢14.3%
肢290.7%
肢31.0%
肢44.0%
肢290.7%
肢31.0%
肢44.0%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:9.ローンとカード
解説
- 適切。クレジットカードは、利用限度額内で商品・サービスを購入した後、1カ月分まとめてその代金の支払請求が行われる後払いの決済手段です。支払方法には1回払い、分割払い、リボ払いなどが選択できますが、3回以上の分割払いやリボ払いでは利息や手数料が発生します。
- [不適切]。デビットカードは、商品の購入やサービスの利用時にカード決済をすると同時に、代金が銀行口座から引き落とされる決済手段です。基本的には銀行口座の残高内でしか使用できないため、後払いオプションを付けていない限り、残高不足の場合には決済できません。
- 適切。電子マネーやプリペイドカードは、あらかじめ現金をチャージしておいたカードやスマートフォンを用意し、それをレジ等にある読取り端末にかざすことでチャージ額から支払う決済手段です。チャージされた金額を超える支払いはできません。
- 適切。コード決済は、スマートフォンを使用したコード読取りにより代金を支払う決済手段です。コード決済を利用するためには、事前にスマートフォンに支払いアプリのインストールが必要です。代金支払い時には、自身のスマートフォン上のコードを店舗側に読み取ってもらう、または店舗に設置されているコードを自身のスマートフォンで読み取ることで決済をします。
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