FP2級 2025年5月 実技(FP協会:資産設計)問10

問10

借地借家法に基づく借家契約に関する次の(ア)~(エ)の記述について、適切なものは○、不適切なものは×を選択しなさい。
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  1. 空欄(a)にあてはまる語句は、「制限なし」である。
  2. 空欄(b)にあてはまる語句は、「期間満了により終了し、更新されない」である。
  3. 空欄(c)にあてはまる語句は、「1年の契約期間とみなされる」である。
  4. 空欄(d)にあてはまる語句は、「制限なし」である。
(ア)(イ)(ウ)(エ)

正解 

(ア)(イ)(ウ)(エ)
×

分野

科目:E.不動産
細目:2.不動産の取引

解説

  1. 〇適切。普通借家契約の契約方法は、特に定められていません。実務上は合意内容の明確にし証拠とするために書面が望まれますが、法律上は口頭でも有効に成立します。
  2. 〇適切。定期借家契約は、契約期間の満了により、更新されることなく終了するタイプの契約です。ただし、契約満了後、当事者双方の合意により再契約することは可能です。
  3. ×不適切。普通借家契約の契約期間は、1年以上とする必要があります。1年未満の期間を定めた場合、期間の定めのない契約とみなされます。
  4. 〇適切。定期借家契約では、契約期間について上限も下限もありません。
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