FP2級 2026年5月 実技(FP協会:資産設計)問13

問13

布施秀雄さんが保険契約者(保険料負担者)および被保険者として加入している下記<資料>の生命保険の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値を計算しなさい。なお、保険金および給付金の支払事由が生じたときにおいて、特約を含む保険契約は有効に継続しているものとし、秀雄さんはこれまでに<資料>の保険から、保険金・給付金を一度も受け取っていないものとする。また、各々の記述はそれぞれ独立した問題であり、相互に影響を与えないものとする。
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  • 秀雄さんが現時点で、肺炎で18日間継続して入院し(手術は受けていない)、退院の翌日から約款所定の期間内に10日間通院した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は()万円である。
  • 秀雄さんが現時点で、初めてがん(悪性新生物)と診断され、治療のため44日間継続して入院し、その間に約款所定の手術(給付倍率40倍)を1回受けた場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は()万円である。
  • 秀雄さんが現時点で、交通事故で死亡(入院・手術なし)した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は()万円である。
(ア)万円
(イ)万円
(ウ)万円

正解 

(ア) 19(万円)
(イ) 572(万円)
(ウ) 5,220(万円)

分野

科目:B.リスク管理
細目:3.生命保険

解説

〔(ア)について〕
<資料1>
入院日数は18日間ですが、入院5日目から保障されるため支払対象日数は「18日-4日=14日」です。
  • 疾病入院特約 5,000円×14日=7万円

<資料2>
  • 疾病入院給付金 5,000円×18日=9万円
  • 通院給付金 3,000円×10日=3万円
以上より、支払われる保険金・給付金の合計は、

 7万円+9万円+3万円=19万円

よって、正解は19万円です。

〔(イ)について〕
<資料1>
がん(悪性新生物)は、三大疾病保障定期保険特約保険の対象となります。入院5日目から保障されるものの対象日数は「44日-4日=40日」です。
  • 三大疾病保障定期保険特約保険 500万円
  • 疾病入院給付金 5,000円×40日=20万円
  • 手術給付金 5,000円×40倍=20万円

<資料1>から支払われる保険金は、
 500万円+20万円+20万円=540万円

<資料2>
  • 疾病入院給付金 5,000円×44日=22万円
  • 手術給付金 10万円

<資料2>から支払われる保険金は、
 22万円+10万円=32万円

以上より、支払われる保険金・給付金の合計は、

 540万円+32万円=572万円

よって、正解は572万円です。

〔(ウ)について〕
<資料1>
終身保険と定期保険特約保険は死因に関係なく支払われます。
     
  • 終身保険 200万円
  • 定期保険特約保険 2,500万円
三大疾病保障定期保険特約保険は、保険金受取り前に死亡・高度障害になった場合にも保険金が支払われます。
  • 三大疾病保障定期保険特約保険 500万円
災害割増特約保険は、不慮の事故や災害から180日以内に死亡・高度障害になった場合に主契約の死亡保険金に加えて保険金が支払われます。
  • 災害割増特約保険 2,000万円

<資料1>から支払われる保険金は、
 
 200万円+2,500万円+500万円+2,000万円=5,200万円

<資料2>
交通事故による死亡のため、死亡給付金のみが対象になります。
  • 死亡給付金 20万円
以上より、支払われる保険金・給付金の合計は、

 5,200万円+20万円=5,220万円

よって、正解は5,220万円です。