FP2級 2026年5月 実技(金財:生保)問8
問8
仮に、X社が現在加入している長期平準定期保険を現時点で解約した場合の経理処理(仕訳)について、下記の〈条件〉に基づき、空欄①~④に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のなかから選び、その記号を答えなさい。
〈条件〉
〈解約返戻金受取時のX社の経理処理(仕訳)〉
〈条件〉
- X社が解約時までに支払った保険料の総額は4,200万円である。
- 解約返戻金の金額は3,200万円である。
- 配当等、上記以外の条件は考慮しないものとする。
〈解約返戻金受取時のX社の経理処理(仕訳)〉
- イ.1,050
- ロ.1,100
- ハ.1,600
- ニ.2,100
- ホ.2,150
- ヘ.3,200
- ト.4,200
- チ.雑収入
- リ.雑損失
- ヌ.保険料積立金
| ① | ② | ③ | ④ |
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正解
| ① | ② | ③ | ④ |
| ヘ | ニ | チ | ロ |
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
法人が生命保険の解約返戻金を受け取った場合には、それまで資産計上していた額を取り崩し、受取額との差額を雑収入または雑損失として計上します。
2019年7月8日を境に長期平準定期保険等の経理処理は大きく変わりました。しかし、過去に契約された保険への遡及適用はされないので、契約日が2019年7月7日以前の法人生命保険は、従前に認められていた経理処理を行います。
〔①、②について〕
長期平準定期保険では、保険期間の前半6割期間について支払保険料の2分の1を資産計上する経理処理が行われていました。このため、払込済保険料4,200万円のうち資産計上された額は「4,200万円×1/2=2,100万円」とわかります。現金収入である解約返戻金額3,200万円は借方に、取り崩す資産計上額2,100万円は貸方に記載します。
よって、①は[ヘ]の3,200(万円)、②は[ニ]の2,100(万円)が正解となります。
〔③、④について〕
「解約返戻金額>資産計上額」となるので、両者の差額である「3,200万円-2,100万円=1,100万円」は雑収入として貸方に計上します。
よって、③は[チ]の雑収入、④は[ロ]の1,100(万円)が正解となります。
2019年7月8日を境に長期平準定期保険等の経理処理は大きく変わりました。しかし、過去に契約された保険への遡及適用はされないので、契約日が2019年7月7日以前の法人生命保険は、従前に認められていた経理処理を行います。
〔①、②について〕
長期平準定期保険では、保険期間の前半6割期間について支払保険料の2分の1を資産計上する経理処理が行われていました。このため、払込済保険料4,200万円のうち資産計上された額は「4,200万円×1/2=2,100万円」とわかります。現金収入である解約返戻金額3,200万円は借方に、取り崩す資産計上額2,100万円は貸方に記載します。
よって、①は[ヘ]の3,200(万円)、②は[ニ]の2,100(万円)が正解となります。
〔③、④について〕
「解約返戻金額>資産計上額」となるので、両者の差額である「3,200万円-2,100万円=1,100万円」は雑収入として貸方に計上します。
よって、③は[チ]の雑収入、④は[ロ]の1,100(万円)が正解となります。
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