青色申告の承認申請書に関する問題

初心者さん
(No.1)
2021年5月の問題で腑に落ちない点がございます。

以下二つの問題で問35の解説では、『新たに青色申告の適用を受けようとする場合、青色申告承認申請書の提出期限は、その年の1月16日以降に業務を開始した人は、業務開始日から2カ月以内がとなります。』
とありますが、問37の解説では『新設法人が初年度から青色申告の適用を受ける場合には、「会社設立から3ヵ月を経過した日」と「第1期目の事業年度の終了日」のうち、いずれか早い日の前日まで』となっております。

新しく事業を開始した時の青色申告承認申請書の停止期限は、2ヶ月なのか3ヶ月なのか混乱してしまうのですが、何か見落としがあるのでしょうか…
どなたか解説をして頂けると幸いです。


◯問題35
2."前年からすでに業務を行っている者が、本年分から新たに青色申告の適用を受けようとする場合、その承認を受けようとする年の3月31日までに「青色申告承認申請書」を納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。”

解答
不適切。以前より業務を開始しており、本年分から新たに青色申告の適用を受けたいときには、その承認を受けようとする年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を納税地の所轄税務署長に提出し承認を受けなければなりません。なお、その年の1月16日以降に業務を開始した人は、業務開始日から2カ月以内が提出期限となります。


◯問題37
2.“新設法人が設立事業年度から青色申告の適用を受けようとする場合、設立の日以後2ヵ月以内に「青色申告の承認申請書」を納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。”

解答
不適切。新設法人が初年度から青色申告の適用を受ける場合には、「会社設立から3ヵ月を経過した日」と「第1期目の事業年度の終了日」のうち、いずれか早い日の前日までに「青色申告の承認申請書」を所轄の税務署長に提出し、承認される必要があります。
2022.09.03 12:21
9月2級初挑戦さん
(No.2)
自分の記憶の整理も兼ねて、初投稿してみます。

問題35の方は、一定の個人事業主やフリーランスが青色申告する場合(不動産所得、事業所得、山林所得のいずれかがある者)

問題37は法人が青色申告をする場合


の違いじゃないかなぁと思います。
2022.09.03 13:20
マルさん
(No.3)
9月2級初挑戦さんが既に説明してくれている通り、個人事業と法人(会社)の違いです。

もっと言うと、2ヶ月は「所得税の青色申告」の話、3ヶ月は「法人税の青色申告」の話です。

見分け方は、法人税の場合は「会社」とか「法人」の語句が必ず入ります。
2022.09.03 13:28
初心者さん
(No.4)
この投稿は投稿者により削除されました。(2022.09.03 13:57)
2022.09.03 13:56
初心者さん
(No.5)
9月2級初挑戦さん、マルさん、ご回答ありがとうございます!
なるほど、個人事業主と法人の違いでしたか。
ここ最近ずっとモヤモヤしていたので、とてもスッキリしました。ありがとうございます!

私も9月初挑戦なので頑張りましょう!
2022.09.03 13:58

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