異母兄弟の法定相続分について
ありささん
(No.1)
という問題の正解が、
“被相続人と父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の法定相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の法定相続分の2分の1である。”
[適切]。被相続人と父母の一方のみを同じとする兄弟姉妹の法定相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の2分の1となります。兄弟姉妹と異父・異母兄弟が法定相続人となる以下のケースなどに適用されることを押さえておきましょう。
なのですが、ここに付いている表の、配偶者が4分の3はわかるのですが、両親同じ兄弟(B)が12分の2、片親違う兄弟(C)が12分の1になる理由がわかりません。
兄弟分4分の1を、BとCで分けるので8分の1ずつ、さらに異母兄弟なので、cは16分の1になるのではと思いました。
教えていただきたいです。よろしくお願い申し上げます。
2022.09.09 13:18
管理人
(No.2)
2/12+1/12=3/12=1/4
>兄弟分4分の1を、BとCで分けるので8分の1ずつ、さらに異母兄弟なので、cは16分の1になるのではと思いました。
これだと、1/8+1/16=3/16 で1/4に足りません。
考え方としては、両親同じ兄弟(B)が2、片親違う兄弟(C)が1となるようにしたいので「B:C=2:1」、つまり、Bは兄弟姉妹の相続分のうち2/3、Cは1/3を分ければよいことになります。
よって、
Bの相続分=1/4×2/3=2/12
Cの相続分=1/4×1/3=1/12
と計算することになります。
2022.09.09 14:15
ありささん
(No.3)
2022.09.10 20:32
気持ちは晴れさん
(No.4)
父のDNA ●
母のDNA △
前妻のDNA X
ーー父母の子ーーーーー
長女(被相続人)のDNA ●△
次女のDNA ●△
三女のDNA ●△
四女のDNA ●△
ーー父と前妻の子ーーーー
長男のDNA ●X
次男のDNA ●X
被相続人の長女のDNAは●と△ですから、この数を次女、三女、四女、長男、次男を対象に数えます。
そうすると8個になります。
従って、
長女 ●△/8 = 2/8
:
:
長男 ●/8 = 1/8
最後にそれぞれの持分に1/4をかけると言う具合です。
従いまして、この問題では
被相続人 ●△
B ●△
C ●X
となりますから被相続人と同じDNAの数をBとCから数えますと●が2つ、△が1つで、計3になりますので(Xは前妻のDNAだから数えない)
B 2/3
C 1/3
最後にそれぞれに1/4をかけます。
B 2/3 × 1/4 = 2/12 = 1/6
C 1/3 × 1/4 = 1/12
かえって分かりにくいかもしれませんが私はこんな感じで考えています。
2022.09.11 09:09
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