法人税 損金算入の税金と損金不算入の税金を理解して覚えたい
にゃさん
(No.1)
損金算入できる税金:
「法人事業税」、「固定資産税」、「都市計画税」(、事業所税、自動車税、、、etc)
損金不算入の税金:
「法人税」、「法人住民税」(、延滞税、加算税、硬い税、反則金、、、etc)
これらの税金のうち、特に「」の税金は特に重要と参考書にあったので、これだけでも理解して損金算入か不算入か覚えたいのですが、なにかよい方法をご存じないですか?
私は、YouTubeでほんださんの動画を見て「法人税」と「法人住民税」は、法人税を求める過程で不算入しては繰り返すと0になってしまう、というような覚え方を聞きました。
このような感じで皆さんがどのように覚えているかを教えていただきたいです。
2023.06.03 21:41
DOさん
(No.2)
面倒かも知れませんが、自分で悩んで考えた事の記憶の定着率って凄いですよ。
2023.06.04 02:18
ともさん
(No.3)
FP1級学科(午後・応用)の第3問を繰り返し解けば、理解が深まると思います。
税効果会計の部分。日商簿記2級では仕訳を学びますが、法人税の申告のイロハの部分。
益金・損金の加減算の理屈は簡単ですが、肢問だと誰もが最初はパニックになるところ。
YouTube動画など時間をかけてみたら、余計にパニックになるはす。
動画をみて理解するなら、ちゃんと簿記のYouTuberさんの方を理解できた方が良いと思います。
どの教科書を使っているのかわかりませんが、法人税基本通達等に書かれているように処理が求められる部分で、本当はめちゃややこしいところ。
この部分だけで、プロ用の年版 法人税申告書別表4・5ゼミナール(清文社)があったり、個人事業主の方などは、年版 STEP式 法人税申告書と決算書の作成手順(同)の専門書で学びます。
FP検定も2級になると日商2級程度の簿記の仕訳の知識を問う問題も出てきます。
ただこの分野に苦手意識があり、1級を目指さないなら、これ、1問捨て問と考えた方が精神的に良いかも。
2023.06.04 07:29
会社員さん
(No.4)
例えば、法人税は、簡単に言えば課税所得×税率で計算されます。法人税を損金に算入すると、課税所得が減り、その新たに計算された課税所得に、税率をかけて法人税が計算されて・・・これが繰り返されると、法人税はゼロに近づいていきますよね。
こういうことを、Youtubeの動画では説明していたのではないかと思われます。法人住民税も同様。
その他の延滞金などは、悪いことをしたことに対するお金なので、損金には入れない。逆に損金に算入すると、所得が減り、税金が減ります。悪いことしたのに、税金が減るという得をしていることになってしまいます。
そして、損金に算入される方は、いわゆる物税とされるもので、物の所有や取得などに対する税金です。所得に対する税金ではないので、損金に算入してあげるということですね。
法人事業税も、計算上は所得に対する税金ですが、事業活動そのものに対する税金として課税されているので、物税となります。また、翌年度の所得について損金算入されるので、法人税のようにゼロになる問題もありません。
以上のような説明でいかがでしょうか?
税理士や公認会計士とかではなく、FP2級レベルなら、十分に対応できるかなと思っています。
最後に、税効果会計はFP2級の範囲ではないですよね?それなら、簿記には手を出さない方が良いです。
会計上の利益と、税法上の課税所得の差異については、簿記でも扱いますが、勉強すべき範囲が違うイメージなので、下手に手を出すと、余計に混乱すると思います。
2023.06.05 12:04
にゃさん
(No.5)
まさに求めていた回答をありがとうございます!
またDOさんのコメントも参考にし、「損金算入 法人事業税 理由」と調べたところ、会社員さんのおっしゃる通り、法人事業税を含む損金算入できる税金は、物税の面が強いことが分かりました。この理解で合っているのか自信を持てていなかったので、コメントしていただいたおかげで自信が持てました!
ともさんが仰るように、簿記2級の範囲の話が絡んでくるということですが、今は資格はFP2級に専念するために簿記2級を取得するつもりが無いので、簿記も学習中なのでいずれ触れることになると思います。
皆さまありがとうございました。
2023.06.05 13:17
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