オプション取り引きについて

なちさん
(No.1)
「プットオプションを売る」
コールオプションを買う
コールオプションを売る
という記述があったのですが、
それぞれどんなシチュエーションなんでしょうか?
Googleで調べてもよくわかりません。
2025.06.11 20:15
amatou0107さん
(No.2)
「〇円で買える権利」や「〇円で売れる権利」を
お金を払って買う(または売る)取引です。
① プットオプションを買う(=将来、高い値段で売れる権利を買う)
これは、「価格が下がると儲かる」ものです。
たとえばあなたが100円の株を持っていて、
「この株、下がりそうだな…」と思ったとします。
そこで、「将来、100円で売れる権利(プットオプション)」を買っておきます。
実際に株価が50円に下がってしまっても、
あなたは100円で売れる権利を持っているので、損せずに済みます。
つまりこれは、値下がりに備える保険のようなものです。
② プットオプションを売る(=誰かに「売る権利」を売る)
これは、「価格があまり下がらないと思ってる人」がやる行動です。
あなたが誰かに「100円で売れる権利」を売った場合、
もし実際に株価が50円などに下がってしまったら、
あなたは100円で買い取らなければならないので、大きな損になります。
でも、株価が90円くらいで止まったり、むしろ上がった場合は、
相手はその権利を使いません。
このときあなたは、最初にもらったお金(プレミアム)だけが利益になります。
③ コールオプションを買う(=将来、安い値段で買える権利を買う)
これは、「価格が上がると儲かる」ものです。
たとえば今100円の株が「これから上がりそうだ!」と思ったとき、
「100円で買える権利(コールオプション)」を買っておきます。
実際に株価が150円に上がったら、
あなたは「100円で買える権利」を使って買い、
市場で150円で売れば、差額50円の利益になります。
これが、将来の値上がりに賭ける投資のイメージです。
④ コールオプションを売る(=誰かに「買う権利」を売る)
これは、「そんなに価格は上がらないだろう」と思ってる人の行動です。
あなたが「100円で買える権利」を他人に売ったとき、
実際に株価が150円になったら、
相手は「100円で買う権利」を使ってきます。
あなたは150円の株を、100円で売らされてしまいます(損です)。
でも、もし株価が上がらず、たとえば90円のままだったら、
相手はその権利を使いません。
この場合、あなたは最初にもらったお金だけが利益になります。
2025.06.11 23:35
なちさん
(No.3)
コールオプション=買う権利
プットオプション=売る権利
買う側の損害はプレミアム分売り手の損害は無限
とまでは覚えていたのですが
「売る権利を売るってどういうこと?」、と混乱していたので
例付きで理解できてうれしいです。
助かりました!
ほんとうにありがとうございます。
2025.06.12 14:35
なちさん
(No.4)
売り手なのにものを買うんですね!
2025.06.14 13:57
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