リスク管理と保険(全46問中43問目)
No.43
生命保険を利用した家計のリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。2013年5月試験 問19
- 「がんにかかった場合の高額な医療費に備えたい」と考えたAさんは、特定(三大)疾病保障保険に加入した。
- 「子が生まれたので、この子の大学入学資金を今から準備したい」と考えたBさんは、その子が18歳になる年度までを保険期間とする逓減定期保険に加入した。
- 「公的年金だけでは不安なため、老後の生活資金を準備したい」と考えたCさんは、定額個人年金保険に加入した。
- 「自分が死亡したときの妻子の相続税納税資金を準備したい」と考えたDさんは、保険料一時払いで終身保険に加入した。
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正解 2
問題難易度
肢18.7%
肢274.9%
肢34.8%
肢411.6%
肢274.9%
肢34.8%
肢411.6%
分野
科目:B.リスク管理細目:6.リスク管理と保険
解説
- 適切。特定(三大)疾病保障保険は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中に罹患し所定の状態となった場合に特定疾病保険金が支払われるので、がんにかかった場合の高額な医療費に備えるのに適しています。
- [不適切]。逓減定期保険は保険期間の経過の伴い保険金額が減っていく保険です。一般家庭向けの定期保険は解約返戻金がないかあっても微々たるものなので、貯蓄目的で使うことはできません。
- 適切。定額個人年金保険は、契約時に定めた年齢から年金を受け取ることができる保険です。公的年金の公助を補う自助として老後の生活資金を準備するのに適しています。Cさんは、公的年金だけでは老後生活が不安と考え、老後資金準備として、定額個人年金保険に加入した。(2013.1-19-3)
- 適切。終身保険に加入しておけば、あらかじめ指定した受取人が相続発生時に死亡保険金を受け取ることができます。納税資金を現金で残すことができ、相続人が納税資金に困ることを防止することができます。また、相続税法上、相続人が受け取る死亡保険金には「500万円×法定相続人の数」を限度とする非課税枠があるので、相続税対策としても有効です。「自分が死亡した場合の相続税の納税資金を確保するために生命保険に加入したい」という相談に対して、終身保険への加入を提案した。(2022.5-20-1)「自分が死亡した場合の相続税の納税資金を確保するために生命保険に加入したい」という相談に対して、終身保険への加入を提案した。(2019.9-20-3)「自分が死亡した場合の相続税の納税資金を確保するために生命保険に加入したい」という相談に対して、終身保険への加入を提案した。(2018.9-20-2)「自分が死亡した場合の家族の生活資金を準備するために生命保険に加入したい」という相談に対して、定期保険への加入を提案した。(2017.9-20-1)「自分が死亡した場合の相続税の納税資金を確保するために生命保険に加入したい」という相談に対して、終身保険への提案した。(2017.9-20-4)
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