- HOME
- 金融資産運用
- マーケット環境の理解
- No.22
マーケット環境の理解(全27問中22問目)
No.22
わが国の経済指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。2015年5月試験 問21
- 国内総生産(GDP)において最も高い構成比を占める項目は、民間最終消費支出である。
- 消費者物価指数は、指数計算に採用する品目とそのウエイトについて定期的な見直しが行われている。
- 経済成長率には名目値と実質値があり、物価の変動によっては、名目経済成長率が上昇していても、実質経済成長率は下落することがある。
- 全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、金融部門から経済全体に供給される通貨量の残高を調査したものである。
広告
正解 4
問題難易度
肢19.6%
肢23.0%
肢35.7%
肢481.7%
肢23.0%
肢35.7%
肢481.7%
分野
科目:C.金融資産運用細目:1.マーケット環境の理解
解説
- 適切。国内総生産(GDP)とは一定期間内に国内の経済活動によって生み出された付加価値の総額で、民間最終消費支出の構成比が最も高くなります。支出面からみた国内総生産(GDP)を構成する需要項目のうち、2023年度の実質値において、最も高い割合を占めているのは、民間最終消費支出である。(2021.9-21-1)支出面からみた国内総生産(GDP)の項目のうち、民間最終消費支出が最も高い構成比を占めている。(2017.5-21-1)
- 適切。消費者物価指数は一般消費者が購入している財・サービスの価格の動向を表す指数です。指数計算に採用する品目などは定期的な見直しが行われています。
- 適切。経済成長率とは、前年比あるいは四半期ごとの前年同期比におけるGDPの増減率を示すものです。物価上昇時には、名目経済成長率が上昇していても、実質経済成長率は下落することがあります。経済成長率には名目値と実質値があり、名目経済成長率は実質経済成長率から物価の上昇・下落分を取り除いた値となる。(2021.9-21-4)経済成長率には名目値と実質値があり、物価変動を加味したものを名目経済成長率、考慮しないものを実質経済成長率という。(2015.10-21-1)経済成長率には名目値と実質値があり、物価変動を加味したものを名目経済成長率、考慮しないものを実質経済成長率という。(2013.5-21-1)
- [不適切]。全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は全国の約1万社の経営者に景況観などをアンケート調査し、指数化したものです。全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、金融部門から経済全体に供給される通貨量の残高を調査したものである。(2017.5-21-3)
広告