投資信託(全41問中35問目)
No.35
株式投資信託の運用手法および運用スタイルに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。2014年9月試験 問23
- グロース投資は、PERやPBRなどの指標を用いて、企業の業績や財務内容等から株価が割安な水準にあると判断される銘柄に投資する手法である。
- バリュー投資は、企業の将来の売上高や利益の伸び率が市場平均よりも高いなど、企業の成長性を重視して選定した銘柄に投資する手法である。
- あらかじめ定められたベンチマークの動きに連動して、同等の運用収益率を得ることを目指す運用スタイルは、パッシブ運用とされる。
- アクティブ運用は、どのような銘柄選択を行っても恒常的に市場平均以上の運用成績をあげるのは困難だとする効率的市場仮説の考え方に基づく運用スタイルである。
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正解 3
問題難易度
肢15.2%
肢27.9%
肢378.7%
肢48.2%
肢27.9%
肢378.7%
肢48.2%
分野
科目:C.金融資産運用細目:3.投資信託
解説
- 不適切。グロース投資は、売上や利益の成長性が高いと判断される銘柄を投資対象とする運用手法です。本肢の記述は、バリュー投資に関する説明です。
- 不適切。現在の資産価値や利益水準などから見て、株価が割安と評価される銘柄に投資する手法のことをいいます。本肢の記述は、グロース投資に関する説明です。グロース投資は、企業の将来の売上高や利益の伸び率が市場平均よりも高いなど、企業等の成長性を重視して銘柄選定する手法である。(2014.1-23-2)
- [適切]。パッシブ運用とは、投資信託などの運用手法による分類の一つで、ベンチマーク(日経平均株価やTOPIXなどの指標)に連動する運用成果を目指す運用手法のことをいいます。ベンチマークの動きに連動して同等の運用収益率を得ることを目指すパッシブ運用は、アクティブ運用に比べて運用コストが低い傾向がある。(2023.5-22-4)ベンチマークの動きにできる限り連動することで、同等の運用収益率を得ることを目指すパッシブ運用は、アクティブ運用に比べて運用コストが高くなる傾向がある。(2022.1-22-4)ベンチマークの動きにできる限り連動することで、同等の運用収益率を得ることを目指すパッシブ運用は、アクティブ運用に比べて運用コストを低めに抑えられる傾向がある。(2020.1-22-3)
- 不適切。アクティブ運用とは、投資信託などの運用手法による分類の一つで、目安となる指数(ベンチマーク)を上回る成績を目指す運用スタイルのことをいいます。
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