投資信託(全41問中8問目)
No.8
上場投資信託(ETF)の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。2022年5月試験 問23
- ETFは、非上場の投資信託と異なり、運用管理費用(信託報酬)は発生しない。
- ETFは、支払われる分配金が自動で再投資されるため、投資の複利効果を得ることができる。
- ETFには、NISAの「つみたて投資枠」の対象となっているものがある。
- ETFには、株価指数に連動するものはあるが、REIT指数や商品指数に連動するものはない。
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正解 3
問題難易度
肢16.8%
肢217.4%
肢366.5%
肢49.3%
肢217.4%
肢366.5%
肢49.3%
分野
科目:C.金融資産運用細目:3.投資信託
解説
- 不適切。ETFには、売買コストと保有コストがかかります。売買コストはETFを売買するときに証券会社に支払う売買委託手数料です。保有コストは信託財産の運用や管理に要する費用で運用管理費用や信託報酬と呼ばれ、信託財産の中から日々徴収されます。ETFは、非上場の投資信託と異なり、運用管理費用(信託報酬)は発生しない。(2023.9-22-1)ETFは、売買の際に上場株式と同様に売買委託手数料が発生するが、非上場の投資信託と異なり、運用管理費用(信託報酬)は発生しない。(2021.5-23-2)ETFの売買には、上場株式と同様に売買委託手数料が発生するが、非上場の投資信託とは異なり、運用管理費用(信託報酬)は発生しない。(2020.9-23-1)ETFは、売買の際に上場株式と同様に売買委託手数料がかかるが、非上場の投資信託とは異なり、運用管理費用(信託報酬)は徴収されない。(2019.5-22-2)非上場の投資信託とは異なり、運用管理費用(信託報酬)は徴収されないが、売買の際には上場株式と同様に売買委託手数料がかかる。(2017.9-22-3)
- 不適切。ETFでは、支払われる分配金を自動で再投資する仕組みがありません。分配金を再投資する場合は、手動で買い付け行わなくてはなりません。一方、投資信託は分配金を自動で再投資する選択ができます。再投資をすることで投資の複利効果が得られます。
- [適切]。NISAのつみたて投資枠に受け入れることのできる商品は、公募株式投資信託とETF(上場株式投資信託)です。ETFは公募株式投資信託に比べると、つみたて投資枠での対象商品の数が少なく、取り扱いをしている金融機関も少ないです。
- 不適切。ETFは、株価指数に連動するもの以外に、債券、REIT、金や原油などの商品(コモディティ)など、さまざまな指数に連動するものがあります。
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