FP2級過去問題 2014年5月学科試験 問21
問21
わが国の景気動向がマーケットに与える影響に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- 一般に、景気の拡張は、国内物価の下落要因となる。
- 一般に、景気の後退は、国内金利の下落要因となる。
- 一般に、景気の拡張は、国内株価の上昇要因となる。
- 一般に、景気の後退は、為替相場の円安要因となる。
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正解 1
問題難易度
肢170.3%
肢28.4%
肢39.2%
肢412.1%
肢28.4%
肢39.2%
肢412.1%
分野
科目:C.金融資産運用細目:1.マーケット環境の理解
解説
- [不適切]。景気が拡張すると、将来の雇用や所得に対する不安が減るので、消費意欲が増し、物価の上昇要因になります。景気の拡張は、国内株価の上昇要因となる。(2016.1-21-1)一般に、景気の拡張は、国内株価の上昇要因となる。(2014.5-21-3)
- 適切。景気が後退すると、将来の雇用や所得に対する不安が高まり、モノが売れなくなるので、景気回復や市場を活性化させるために金利は低くなります。景気の後退は、国内物価の下落要因となる。(2016.1-21-2)
- 適切。景気が拡張すると、企業の業績上昇の期待に繋がるので、株価の上昇要因となります。景気の拡張は、国内株価の上昇要因となる。(2016.1-21-1)一般に、景気の拡張は、国内物価の下落要因となる。(2014.5-21-1)
- 適切。景気が後退すると、日本ではなく外国への投資が増えるようになり、円を売って外貨を買うので円安の要因になります。
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