FP2級 2016年1月 実技(FP協会:資産設計)問30

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問30

竜太郎さんは、夏子さんの医療保険Bに付帯されている先進医療特約について、FPの山田さんに質問をした。山田さんが説明した先進医療に係る費用に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。
  1. 先進医療を受けた場合、通常の治療と共通する基礎的部分の費用は、公的医療保険の保険給付の対象である。
  2. 先進医療を受けた場合、通常の治療と共通する基礎的部分以外の費用は、高額療養費制度の対象外である。
  3. 先進医療を受けた場合、通常の治療と共通する基礎的部分以外の費用は、所得税の医療費控除の対象外である。
(ア)(イ)(ウ)

正解 

(ア)(イ)(ウ)
×

分野

科目:B.リスク管理
細目:5.第三分野の保険

解説

  1. 〇適切。先進医療を受けた場合、診察・検査・投薬・入院など通常の治療と共通する基礎的部分の費用は、公的医療保険の保険給付対象となります。
  2. 〇適切。先進医療を受けた場合、通常の治療と共通の基礎的部分は高額療養費制度の対象ですが、先進医療にかかる技術料は高額療養費制度の対象外となります。
  3. ×不適切。病気やケガの治療が目的であれば、先進医療に関する治療費の支払額も医療費控除の対象となります。