FP2級 2016年1月 実技(金財:個人)問6
問6
《設例》の〈シナリオとX投資信託・Y投資信託の予想収益率〉に基づいて、X投資信託とY投資信託をそれぞれ3:2の割合で保有した場合のポートフォリオの期待収益率に関する次の①~③をそれぞれ求めなさい(計算過程の記載は不要)。なお、〈答〉は%表示の小数点以下第2位まで表示すること。- X投資信託の期待収益率
- Y投資信託の期待収益率
- ポートフォリオの期待収益率
①% |
②% |
③% |
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正解
① 4.50(%) |
② 11.60(%) |
③ 7.34(%) |
分野
科目:C.金融資産運用細目:9.ポートフォリオ運用
解説
〔①について〕
期待収益率とは、各シナリオにおける予想収益率を生起確率で加重平均した値になります。
(Aの予想収益率×Aの生起確率)+(Bの予想収益率×Bの生起確率)+…
X投資信託についての期待収益率を求めると、
(-5%×0.4)+(10%×0.5)+(15%×0.1)
=(-2)+5+1.5=4.5%
(小数点以下第2位まで表示するので)4.50%
よって、正解は4.50(%)になります。
〔②について〕
Y投資信託も同じ方法で求めます。
(16%×0.4)+(12%×0.5)+(-8%×0.1)
=6.4+6+(-0.8)=11.6%
(小数点以下第2位まで表示するので)11.60%
よって、正解は11.60(%)になります。
〔③について〕
ポートフォリオの期待収益率は、各投資信託の期待収益率を組入比率で加重平均した値になります。
(Aの期待収益率×Aの組入比率)+(Bの期待収益率×Bの組入比率)+…
X投資信託とY投資信託をそれぞれ3:2の割合で保有しているので、
(4.50%×3/5)+(11.60%×2/5)
=2.7+4.64=7.34
よって、正解は7.34(%)になります。
期待収益率とは、各シナリオにおける予想収益率を生起確率で加重平均した値になります。
(Aの予想収益率×Aの生起確率)+(Bの予想収益率×Bの生起確率)+…
X投資信託についての期待収益率を求めると、
(-5%×0.4)+(10%×0.5)+(15%×0.1)
=(-2)+5+1.5=4.5%
(小数点以下第2位まで表示するので)4.50%
よって、正解は4.50(%)になります。
〔②について〕
Y投資信託も同じ方法で求めます。
(16%×0.4)+(12%×0.5)+(-8%×0.1)
=6.4+6+(-0.8)=11.6%
(小数点以下第2位まで表示するので)11.60%
よって、正解は11.60(%)になります。
〔③について〕
ポートフォリオの期待収益率は、各投資信託の期待収益率を組入比率で加重平均した値になります。
(Aの期待収益率×Aの組入比率)+(Bの期待収益率×Bの組入比率)+…
X投資信託とY投資信託をそれぞれ3:2の割合で保有しているので、
(4.50%×3/5)+(11.60%×2/5)
=2.7+4.64=7.34
よって、正解は7.34(%)になります。
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