FP2級 2016年1月 実技(金財:生保)問4

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問4

はじめに、Mさんは、Aさんに対して、各種データに基づいて老後の生活資金の準備の必要性について説明した。Mさんが説明した次の記述①~③について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
  1. 「厚生労働省の平成26年簡易生命表によると、男性の平均寿命は80.50歳(年)、女性の平均寿命は86.83歳(年)となっており、女性のほうが長生きであることがわかります。老後の生活資金の準備は、男性に比べて、女性のほうがその必要性がより高いと思われます」
  2. 「公益財団法人生命保険文化センターの生活保障に関する調査(平成25年度)によると、夫婦2人で老後生活を送るうえで必要と考えられている最低日常生活費は平均35.4万円(月額)となっています。結婚や出産など、将来のことはわかりませんが、今のうちから支出可能な保険料の範囲内で無理なく準備を進めていきましょう」
  3. 「平成27年版厚生労働白書によると、標準世帯(夫が平均的収入で40年就業し、妻がその期間専業主婦だった場合)の老齢厚生年金の給付水準は年額780,100円となっています。公的年金を補完する自助努力として、今のうちから資産形成をしていきましょう」

正解 
××

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:8.ライフプラン策定上の資金計画

解説

  1. 〇適切。平均寿命は男性よりも女性の方が長いです。平均寿命が長い女性は、男性よりも老後の生活費が多くかかるということになります。配偶者に先立たれた場合、世帯で受給できる年金額が減ることになり生活に支障を来す事態も想定できるので、個人年金等で備えておくことは検討に値します。
  2. ×不適切。平均35.4万円(月額)は、「ゆとりある老後生活費」に必要な額です。平成25年度では、最低日常生活費は平均22万円(月額)となっています。
  3. ×不適切。平成27年版厚生労働白書によると、標準世帯の年金額(2人分)は221,507円(月額)、自営業者(1人分)の年金額は65,008円(月額)となっています。本肢の年額780,100円は、平成27年度における満額の老齢基礎年金の金額ですので誤りです。