FP2級 2016年5月 実技(金財:生保)問13

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問13

現時点(平成28年5月22日)において、Aさんに相続が開始した場合における相続税の総額を試算した下記の表の空欄①~③に入る最も適切な数値を求めなさい。なお、相続税の課税価格の合計額は3億5,000万円とし、問題の性質上、明らかにできない部分は「□□□」で示してある。また、Aさんの相続に係る法定相続人は、妻Bさんおよび長男Cさんの2人である。
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万円
万円
万円

正解 
 4,200(万円)
 4,460(万円)
 8,920(万円)

分野

科目:F.相続・事業承継
細目:4.相続と税金

解説

〔①について〕
設例に親族関係図や推定相続人が明示されていませんが、よく読むと、Aさんには妻Bさんと長男Cさんがいることがわかるので、この2人が推定相続人となります。遺産に係る基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」の式で求めるので、

 3,000万円×600万円×2人=4,200万円

よって、正解は4,200(万円)になります。

〔②について〕
課税遺産総額は、相続税の課税価格の合計額から基礎控除額を差し引いた「3億5,000万円-4,200万円=3億800万円」です。これを2人が法定相続分に従って相続したと仮定して相続税額を計算します。

法定相続人は妻Bさんと長男Cさんの2人なので、それぞれ1/2になります。

[妻Bさん]
 3億800万円×1/2=1億5,400万円
 1億5,400万円×40%-1,700万円=4,460万円
[長男Cさん]
 3億800万円×1/2=1億5,400万円
 1億5,400万円×40%-1,700万円=4,460万円

よって、正解は4,460(万円)になります。

〔③について〕
2人の相続税の基となる金額の合計が相続税の税額となります。

 4,460万円×2=8,920万円

よって、正解は8,920(万円)になります。