FP2級 2016年9月 実技（FP協会:資産設計）問29
問29
青志さんは、老後の資金を作る手段の一つとして勤務先で募集している財形年金貯蓄（貯蓄型）について、FPの大久保さんに質問をした。大久保さんが財形年金貯蓄について説明する際に使用した下表の空欄（ア）～（ウ）にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- （ア）満60歳 （イ）5年間 （ウ）雑所得として所得税の課税対象
- （ア）満55歳 （イ）5年間 （ウ）非課税
- （ア）満60歳 （イ）2年間 （ウ）非課税
- （ア）満55歳 （イ）2年間 （ウ）雑所得として所得税の課税対象
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正解 2
分野
科目：A.ライフプランニングと資金計画細目：8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
〔(ア)について〕
財形貯蓄は、勤労者が毎月の給与及び賞与からの天引きで貯蓄ができる制度です。その目的によって「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」に3つに分けられます。財形年金貯蓄・財形住宅貯蓄は、満55歳未満の人が加入対象となります。
〔(イ)について〕
財形住宅貯蓄と併せ元利合計550万円までが非課税となりますが、目的以外の払い出しの場合、過去5年間の利息に対して遡って課税されます。
〔(ウ)について〕
財形年金貯蓄の年金は自らの貯蓄を分割して受け取るだけなので、受け取った年金は非課税扱いとなります。
したがって適切な組合せは[2]です。
財形貯蓄は、勤労者が毎月の給与及び賞与からの天引きで貯蓄ができる制度です。その目的によって「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」に3つに分けられます。財形年金貯蓄・財形住宅貯蓄は、満55歳未満の人が加入対象となります。
〔(イ)について〕
財形住宅貯蓄と併せ元利合計550万円までが非課税となりますが、目的以外の払い出しの場合、過去5年間の利息に対して遡って課税されます。
〔(ウ)について〕
財形年金貯蓄の年金は自らの貯蓄を分割して受け取るだけなので、受け取った年金は非課税扱いとなります。
したがって適切な組合せは[2]です。
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