FP2級 2016年9月 実技(FP協会:資産設計)問30
問30
美雪さんは下記<資料>のTW銀行の外貨定期預金キャンペーンに関心をもっている。この外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を計算しなさい。なお、計算過程においては小数点以下第3位を四捨五入し、計算結果(円転した金額)については円未満を切り捨てること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。<資料>
- 預入額 10,000米ドル
- 預入期間 3ヵ月
- 預金金利 2.0%(年率)
- 為替レート(1米ドル)※預入時と満期時の為替レートは同一とする。
- 利息の計算に際しては、預入期間は日割りではなく月単位で計算すること。
- 為替差益・為替差損に対する税金については考慮しないこと。
- 利息に対しては、米ドル建ての利息額の20%相当額が所得税・住民税として源泉徴収される(復興特別所得税は考慮しない)ものとすること。
円 |
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正解
1,104,400(円) |
分野
科目:C.金融資産運用細目:6.外貨建て商品
解説
円を外貨にするときのレートはTTS、外貨を円にするときのレートはTTBです。
10,000米ドルを3カ月(3/12=1/4年)間保有するした場合、預金金利が年2.0%なので、利息額は、
10,000米ドル×2.0%÷4=50米ドル
本問では、"注3"に記載の通り利息に対して米ドル建ての20%相当額が源泉徴収されるものとします。源泉徴収後の利息額は、
50米ドル-(50米ドル×20%)=40米ドル
以上より、外貨ベースの元利合計額は「10,000+40=10,040米ドル」となります。これをTTB(110.00円)で円転するので、
10,040米ドル×110円=1,104,400円
よって、正解は1,104,400円になります。
10,000米ドルを3カ月(3/12=1/4年)間保有するした場合、預金金利が年2.0%なので、利息額は、
10,000米ドル×2.0%÷4=50米ドル
本問では、"注3"に記載の通り利息に対して米ドル建ての20%相当額が源泉徴収されるものとします。源泉徴収後の利息額は、
50米ドル-(50米ドル×20%)=40米ドル
以上より、外貨ベースの元利合計額は「10,000+40=10,040米ドル」となります。これをTTB(110.00円)で円転するので、
10,040米ドル×110円=1,104,400円
よって、正解は1,104,400円になります。
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