FP2級 2017年5月 実技(FP協会:資産設計)問28
問28
雪雄さんは、亜紀さんの大学受験を控え、大学の入学に係る費用等についてFPの妹尾さんに質問をした。妹尾さんが大学の入学費用について説明する際に使用した下記<資料>の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。- (ア)学校納付金 (イ)入学しなかった学校への納付金 (ウ)受験費用
- (ア)受験費用 (イ)入学しなかった学校への納付金 (ウ)学校納付金
- (ア)受験費用 (イ)学校納付金 (ウ)入学しなかった学校への納付金
- (ア)学校納付金 (イ)受験費用 (ウ)入学しなかった学校への納付金
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正解 4
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
〔(ア)について〕
国公立と私立で大幅な開きがあるので学校納付金であると判断できます。入学金、寄付金、学校債などの入学時に学校に支払った費用をいいます。
平成27年度の教育費負担の実態調査結果によると、次のようになっています。
〔(イ)について〕
どの大学に進学する場合でも大幅な差がありません。(イ)は受験費用が当てはまります。受験したすべての学校・学部にかかる受験料及び受験のための交通費や宿泊費をいいます。
平成27年度の教育費負担の実態調査結果によると、次のようになっています。
〔(ウ)について〕
3つの費用の中で最も割合が少なく、私立よりも国公立の方が高くなっています。私立の大学への進学を目指す人と比較すると、国公立を受験する人は併願する大学の数が多い傾向にあるので入学しなかった学校への納付金であると判断できます。入学はしなかったものの、受験をした学校への受験料や入学金の一部などの費用をいいます。
平成27年度の教育費負担の実態調査結果によると、次のようになっています。
したがって[4]の組合せが正解です。
国公立と私立で大幅な開きがあるので学校納付金であると判断できます。入学金、寄付金、学校債などの入学時に学校に支払った費用をいいます。
平成27年度の教育費負担の実態調査結果によると、次のようになっています。
- 国公立大学 39.5万円
- 私立大学文系 65.3万円
- 私立大学理系 61.6万円
〔(イ)について〕
どの大学に進学する場合でも大幅な差がありません。(イ)は受験費用が当てはまります。受験したすべての学校・学部にかかる受験料及び受験のための交通費や宿泊費をいいます。
平成27年度の教育費負担の実態調査結果によると、次のようになっています。
- 国公立大学 31.2万円
- 私立大学文系 36.5万円
- 私立大学理系 38.3万円
〔(ウ)について〕
3つの費用の中で最も割合が少なく、私立よりも国公立の方が高くなっています。私立の大学への進学を目指す人と比較すると、国公立を受験する人は併願する大学の数が多い傾向にあるので入学しなかった学校への納付金であると判断できます。入学はしなかったものの、受験をした学校への受験料や入学金の一部などの費用をいいます。
平成27年度の教育費負担の実態調査結果によると、次のようになっています。
- 国公立大学 11.2万円
- 私立大学文系 5.0万円
- 私立大学理系 6.1万円
したがって[4]の組合せが正解です。
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