FP2級 2018年1月 実技(FP協会:資産設計)問29
問29
真樹子さんは、教育資金が不足する事態に備えて、個人向け国債(変動10年)の中途換金等について、FPの阿久津さんに質問をした。個人向け国債(変動10年)の仕組みに関する阿久津さんの次の説明の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な語句または数値を語群の中から選び、解答欄に記入しなさい。なお、同じ語句または数値を何度選んでもよいこととする。- 「発行から(ア)経過すれば、原則としていつでも、購入金額の一部または全部を中途換金することができます。」
- 「実勢金利の動きに応じて(イ)ごとに適用利率が変わり、そのときどきの受取利子の金額が増減します。」
- 「中途換金の場合の換金金額は、『額面金額+経過利子相当額-中途換金調整額』で計算され、中途換金調整額は直前(ウ)回分の各利子相当額を基に算出されます。」
- 1ヵ月
- 3ヵ月
- 半年
- 1年
- 2年
- 3年
- 2
- 4
- 6
(ア) | (イ) | (ウ) |
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正解
(ア) | (イ) | (ウ) |
1年 | 半年 | 2 |
分野
科目:C.金融資産運用細目:4.債券投資
解説
〔(ア)について〕
個人向け国債はどの商品(変動10年・固定5年・固定3年)でも、発行から1年が経過すれば、購入代金の一部または全部を中途換金することができます。
よって、正解は1年になります。
〔(イ)について〕
個人向け国債の変動10年は、変動金利の商品です。半年ごとに適用金利が見直され、金利の変化で受け取ることのできる利子も増減します。
よって、正解は半年になります。
〔(ウ)について〕
国債を中途換金する場合、「中途換金調整額」という手数料のようなものを支払う必要があります。この中途換金調整額は、換金直前2回分の利子相当額に0.79685を乗じた金額です。
よって、正解は2(回)になります。
個人向け国債はどの商品(変動10年・固定5年・固定3年)でも、発行から1年が経過すれば、購入代金の一部または全部を中途換金することができます。
よって、正解は1年になります。
〔(イ)について〕
個人向け国債の変動10年は、変動金利の商品です。半年ごとに適用金利が見直され、金利の変化で受け取ることのできる利子も増減します。
よって、正解は半年になります。
〔(ウ)について〕
国債を中途換金する場合、「中途換金調整額」という手数料のようなものを支払う必要があります。この中途換金調整額は、換金直前2回分の利子相当額に0.79685を乗じた金額です。
よって、正解は2(回)になります。
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