FP2級 2018年1月 実技(金財:個人)問13
問13
Aさんからの贈与について、長男Cさんが相続時精算課税制度の適用を受けることに関する次の記述①~③について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。- 長男Cさんが相続時精算課税制度の適用を受けるためには、贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期限内に一定の必要事項を記載した相続時精算課税選択届出書を贈与税の申告書に添付して、納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。
- 長男Cさんが2024年の賃貸マンションの建物の贈与について相続時精算課税制度の適用を受けた場合、同年以後に行われるAさんからの贈与については、暦年課税を選択することができなくなる。
- 長男Cさんが2024年の賃貸マンションの建物の贈与について相続時精算課税制度の適用を受けた場合、同年以後に行われる母親であるBさんからの贈与については、暦年課税を選択することができなくなる。
① | ② | ③ |
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正解
① | ② | ③ |
〇 | 〇 | × |
分野
科目:F.相続・事業承継細目:2.贈与と税金
解説
- 〇適切。相続時精算課税制度の適用を受けるためには、相続時精算課税選択届出書を添付した贈与税の申告書を、贈与税の申告期限内に提出しなければなりません。
- 〇適切。ある贈与者について相続時精算課税制度を選択した場合、それ以降、その贈与者からの贈与について暦年課税に戻ることはできません。
- ×不適切。相続時精算課税制度を選択するかどうかは、贈与者ごとに選べます。例えば、父からの贈与に相続時精算課税制度を選択していても、母からの贈与は暦年課税とすることができます。
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