FP2級 2018年9月 実技(FP協会:資産設計)問29
問29
慎一さんは、最近よく耳にするつみたてNISA(非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度)とiDeCo(個人型確定拠出年金)についてFPの杉野さんに質問をした。杉野さんがつみたてNISAとiDeCoの概要を説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(エ)に入る適切な数値または語句を語群の中から選択し、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
- 1.20
- 2.40
- 3.60
- 4.65
- 5.80
- 6.100
- 7.120
- 8.社会保険料
- 9.生命保険料
- 10.小規模企業共済等掛金
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) |
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正解
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) |
2 | 1 | 4 | 10 |
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
〔(ア)について〕つみたてNISAの非課税限度額は、年間40万円となります。NISAは年間120万円、ジュニアNISAは年間80万円までがそれぞれ拠出限度額となります。
よって、正解は[2]の40万円になります。
〔(イ)について〕
つみたてNISAは、投資信託を保有している期間に得た分配金と売却することで得た譲渡益が、購入した年から最長20年間非課税となります。
よって、正解は[1]の20年になります。
〔(ウ)について〕
iDeCoに掛金を拠出できる期間は、国民年金の被保険者である期間と同じです。すなわち、国民年金の第2号被保険者と任意加入被保険者は65歳、第1号被保険者と第3号被保険者は60歳まで積み立てすることができます。慎一さんのような会社員は国民年金の第2号被保険者となるので、65歳まで掛金を拠出することができます。
よって、正解は[4]の65歳になります。
〔(エ)について〕
iDeCoで支払った掛金は、その全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除の対象となります。
よって、正解は[10]の小規模企業共済等掛金控除になります。
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