FP2級 2018年9月 実技(金財:個人)問6(改題)
問6
Mさんは、Aさんに対して、NISAのつみたて投資枠について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄①~③に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のイ~チのなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。「つみたて投資枠は、NISA口座内の特定累積投資勘定に受け入れたETF(上場投資信託)や公募株式投資信託の分配金や譲渡益等が非課税となる制度です。つみたて投資枠に受け入れることができる商品は、一定の要件を満たすETF(上場投資信託)や公募株式投資信託ですので、X社株式をつみたて投資枠に受け入れることはできません。なお、つみたて投資枠と成長投資枠(特定非課税管理勘定)は、同一年中において、併用して利用すること(①)。
つみたて投資枠に受け入れることができる限度額は年間(②)万円で、その非課税期間は(③)となります。購入方法は累積投資契約に基づく定期かつ継続的な買付けに限定されていますので、(②)万円分を一括で購入することはできません。つみたて投資枠は、長期の積立・分散投資を前提とした資産運用の方法ですので、短期の売買を目的とした資産運用に利用することには適していません」
- イ.40
- ロ.120
- ハ.240
- ニ.20年間
- ホ.60歳になるまでの間
- ヘ.一生涯
- ト.ができます
- チ.はできません
① | ② | ③ |
広告
正解
① | ② | ③ |
ト | ロ | ヘ |
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
〔①について〕
つみたて投資枠と成長投資枠は、同一年中に併せて新規投資に利用することができます。2つを合わせると年間360万円の非課税投資が可能です。2023年までの一般NISAとつみたてNISAは併用できなかったので、2024年以降の変更点となります。
よって、正解は[ト]のはできますになります。
〔②について〕
つみたて投資枠の非課税枠は年間120万円となっています。なお、成長投資枠は240万円が上限です。
よって、正解は[ロ]の120(万円)になります。
〔③について〕
2024年以降のNISAでは非課税期間が無期限化されています。これにより、NISA口座に受け入れた銘柄は、生涯を通じて非課税で保有することができます。
よって、正解は[ヘ]の一生涯になります。
つみたて投資枠と成長投資枠は、同一年中に併せて新規投資に利用することができます。2つを合わせると年間360万円の非課税投資が可能です。2023年までの一般NISAとつみたてNISAは併用できなかったので、2024年以降の変更点となります。
よって、正解は[ト]のはできますになります。
〔②について〕
つみたて投資枠の非課税枠は年間120万円となっています。なお、成長投資枠は240万円が上限です。
よって、正解は[ロ]の120(万円)になります。
〔③について〕
2024年以降のNISAでは非課税期間が無期限化されています。これにより、NISA口座に受け入れた銘柄は、生涯を通じて非課税で保有することができます。
よって、正解は[ヘ]の一生涯になります。
広告