FP2級 2019年1月 実技(金財:個人)問4
問4
Mさんは、Aさんに対して、X投資信託およびY投資信託の仕組み等について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄①~④に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のイ~ヌのなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。- 「X投資信託は、東証株価指数(TOPIX)と連動する投資成果を目指して運用されるインデックス型の投資信託です。東証株価指数(TOPIX)は、旧・東京証券取引所市場第一部に上場していた内国普通株式の(①)銘柄を対象とする株価指数であり、時価総額の(②)銘柄の値動きの影響を受けやすいという特徴があります」
- 「X投資信託は購入時手数料を徴収しないノーロード型の投資信託ですが、Y投資信託は3.24%(税込)の購入時手数料が必要です。運用管理費用(信託報酬)は、投資信託を保有している期間、投資家が(③)負担する費用です。アクティブ運用を行う投資信託は、一般に、運用管理費用(信託報酬)がインデックス型の投資信託に比べて高いという特徴があります。信託財産留保額は、通常、投資信託を(④)する際に控除される費用であり、その額は信託財産に留保されます」
- イ.225
- ロ.400
- ハ.全
- ニ.小さい
- ホ.大きい
- ヘ.直接的に
- ト.間接的に
- チ.決算時に
- リ.購入
- ヌ.換金
① | ② | ③ | ④ |
広告
正解
① | ② | ③ | ④ |
ハ | ホ | ト | ヌ |
分野
科目:C.金融資産運用細目:3.投資信託
解説
〔①について〕
日経平均株価が東証プライム市場の全銘柄から225銘柄を選んで株式市場全体の動きを表すのに対し、東証株価指数(TOPIX)は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場に上場している内国普通株式の対象銘柄(旧・市場第一部の全銘柄)を集計した株価指数です。
よって、正解は[ハ]の全(銘柄)になります。
〔②について〕
時価総額というのは、会社を買ったときの値段を表すものです。TOPIXでは、時価総額の合計と基準値を比較して変化の動きを確認するため、自動車株といった時価総額の大きい銘柄の値動きの影響を受けやすい特徴があります。
よって、正解は[ホ]の大きい(銘柄)になります。
〔③について〕
株式投資には、ノーロード型といわれる購入時手数料を徴収しないものもありますが、投資信託のコストとして、運用管理費用(信託報酬)というのは投資信託の運用・管理サービスに対して委託者や販売会社受託者が受け取る報酬になり、投資家にとっては間接的な費用となります。
よって、正解は[ト]の間接的になります。
〔④について〕
信託財産留保額とは、手数料のように運用会社や販売会社の収益とならず、解約(換金)代金から差し引きされて、信託財産に留保されて、投資信託に残す財産として基準価格に反映されるものになります。
よって、正解は[ヌ]の換金になります。
日経平均株価が東証プライム市場の全銘柄から225銘柄を選んで株式市場全体の動きを表すのに対し、東証株価指数(TOPIX)は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場に上場している内国普通株式の対象銘柄(旧・市場第一部の全銘柄)を集計した株価指数です。
よって、正解は[ハ]の全(銘柄)になります。
〔②について〕
時価総額というのは、会社を買ったときの値段を表すものです。TOPIXでは、時価総額の合計と基準値を比較して変化の動きを確認するため、自動車株といった時価総額の大きい銘柄の値動きの影響を受けやすい特徴があります。
よって、正解は[ホ]の大きい(銘柄)になります。
〔③について〕
株式投資には、ノーロード型といわれる購入時手数料を徴収しないものもありますが、投資信託のコストとして、運用管理費用(信託報酬)というのは投資信託の運用・管理サービスに対して委託者や販売会社受託者が受け取る報酬になり、投資家にとっては間接的な費用となります。
よって、正解は[ト]の間接的になります。
〔④について〕
信託財産留保額とは、手数料のように運用会社や販売会社の収益とならず、解約(換金)代金から差し引きされて、信託財産に留保されて、投資信託に残す財産として基準価格に反映されるものになります。
よって、正解は[ヌ]の換金になります。
広告