FP2級 2019年5月 実技(FP協会:資産設計)問31
問31
政彦さんは、つみたてNISA(非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度)とiDeCo(個人型確定拠出年金)についてFPの榎田さんに質問をした。榎田さんがつみたてNISAとiDeCoの概要を説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な数値を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
- 1.20
- 2.30
- 3.40
- 4.50
- 5.60
- 6.65
- 7.70
- 8.80
- 9.100
- 10.120
(ア) | (イ) | (ウ) |
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正解
(ア) | (イ) | (ウ) |
3 | 1 | 5 |
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
〔(ア)について〕つみたてNISAの口座で金融商品を購入し、その商品で運用益や配当金等の収益が発生した場合、通常発生する所得税が非課税となります。積立て方法はさまざまで、毎月定額を積み立てるほか、ボーナス月には増額することもできます。また、毎週・毎日の積み立てをすることもできます。年間の積み立て投資額には限度があり、毎年40万円までです。
よって、正解は[3]の40万円になります。
〔(イ)について〕
つみたてNISAの非課税期間は最長20年間です。毎年最大投資額40万円を20年間利用すると、最大で800万円の投資に対して非課税枠が適用されます。
よって、正解は[1]の20年間になります。
〔(ウ)について〕
iDeCo(個人型確定拠出年金)は自助による年金制度です。
毎月一定額の掛金を拠出(積立て)して、自ら金融商品を運用します。掛金は加入者の区分により異なります。運用益は非課税となるとともに、掛金全額が所得控除の対象となるため所得税の節税効果があります。老後の資金を作ることを目的とする制度のため、原則60歳までは引き出しをすることができません。
よって、正解は[5]の60歳になります。

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