FP2級 2019年5月 実技(金財:個人)問13

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問13

現時点(2019年5月26日)において、Aさんに相続が開始した場合における相続税の総額を試算した下記の表の空欄①~③に入る最も適切な数値を求めなさい。なお、相続税の課税価格の合計額は2億円とし、問題の性質上、明らかにできない部分は「□□□」で示してある。
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万円
万円
万円

正解 
 4,800(万円)
 560(万円)
 2,700(万円)

分野

科目:F.相続・事業承継
細目:4.相続と税金

解説

〔①について〕
遺産に係る基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で算出します。
法定相続人は、妻Bさん・長男Cさん・長女Dさんの3人なので「3,000万円+600万円×3人=4,800万円」です。
よって、正解は4,800万円になります。

〔②について〕
相続税額の総額は、課税遺産総額を民法に定める法定相続分に従って取得したものとして、各相続人ごとに相続税額を算出し、それを合算して求めます。
法定相続人は「配偶者と子」の組合せなので、それぞれの法定相続分は次のとおりです。
  • 妻Bさん … 1/2
  • 長男Cさん … 1/2×1/2=1/4
  • 長女Dさん … 1/2×1/2=1/4
課税遺産総額は、相続税の課税価格の合計である2億円から基礎控除額4,800円を差し引いた「2億円-4,800万円=1億5,200万円」です。まず、課税遺産総額1億5,200万円を法定相続分で各人に分配します。
  • 妻Bさん … 1億5,200万円×1/2=7,600万円
  • 長男Cさん … 1億5,200万円×1/4=3,800万円
  • 長女Dさん … 1億5,200万円 ×1/4=3,800万円
次に速算表を利用して、各人ごとの相続税額を算出します。
  • 妻Bさん … 7,600万円×30%-700万円=1,580万円
  • 長男Cさん … 3,800万円×20%-200万円=560万円
  • 長女Dさん … 3,800万円×20%-200万円=560万円
よって、正解は560万円になります。

〔③について〕
3人の税額を合算することで相続税の総額を求めます。

 1,560万円+560万円+560万円=2,700万円

よって、正解は2,700万円になります。