FP2級 2021年5月 実技(FP協会:資産設計)問30

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問30

健司さんは、勤務先の会社を通じて加入する団体定期保険(任意加入型)について、FPの福岡さんに質問をした。福岡さんが行った団体定期保険(任意加入型)の一般的な説明として、最も不適切なものはどれか。
  1. 「一般に、従業員本人とともにその家族も加入できます。」
  2. 「保険料の支払いは、一般に給与天引きとなります。」
  3. 「申込みに際しては、会社の健康診断書データの提出が必要です。」
  4. 「1年ごとに更新を行うため、契約内容の見直しを毎年行うことができます。」

正解 3

分野

科目:B.リスク管理
細目:3.生命保険

解説

  1. 適切。団体定期保険(任意加入型)は、Bグループ保険と呼ばれ、法人が契約者となって、役員・従業員とともにその家族も被保険者になることができます。
  2. 適切。団体定期保険(任意加入型)の保険料は従業員負担となり、一般的に給与から天引きされます。団体加入なので通常の保険料よりも割安です。
  3. [不適切]。申込みについては、健康状態などの告知のみの手続きとなります。医師の診査や健康診断書データ等の提出は必要ありません。
  4. 適切。団体定期保険は1年更新型の保険のため、生活設計に合わせて、契約内容を毎年見直すことができます。
したがって不適切な記述は[3]です。