FP2級 2022年5月 実技(FP協会:資産設計)問29
問29
篤志さんは下記<資料>のKM銀行の外貨定期預金キャンペーンに関心を持っている。この外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額として、正しいものはどれか。<資料>
- 預入額 10,000米ドル
- 預入期間 1ヵ月
- 預金金利 6.0%(年率)
- 為替レート(1米ドル)
- 利息の計算に際しては、預入期間は日割りではなく月単位で計算すること。
- 為替差益・為替差損に対する税金については考慮しないこと。
- 利息に対しては、米ドル建ての利息額の20%(復興特別所得税は考慮しない)相当額が所得税・住民税として源泉徴収されるものとすること。
- 計算過程において、小数点以下の端数が発生した場合は、小数点以下第3位を四捨五入すること。
- 1,152,800円
- 1,124,480円
- 1,105,500円
- 1,104,400円
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正解 4
分野
科目:C.金融資産運用細目:6.外貨建て商品
解説
10,000米ドルを1カ月、預金金利6.0%で預け入れしたときの利息額は、
10,000米ドル×6.00%×1カ月12ヵ月=50米ドル
米ドル建ての利息額に20%相当額が源泉徴収されるため、税引き後の利息は
50米ドル-(50米ドル×20%)=40米ドル
よって、満期時の外貨ベースの元利合計額は「10,000米ドル+40米ドル=10,040米ドル」となります。円を外貨にするときの為替レートはTTS、外貨を円にするときは為替レートはTTBのため、TTB(110.00円)で円転後の元利合計額は、
10,040米ドル×110.00円=1,104,400円
したがって、正解は[4]の1,104,400円です。
10,000米ドル×6.00%×1カ月12ヵ月=50米ドル
米ドル建ての利息額に20%相当額が源泉徴収されるため、税引き後の利息は
50米ドル-(50米ドル×20%)=40米ドル
よって、満期時の外貨ベースの元利合計額は「10,000米ドル+40米ドル=10,040米ドル」となります。円を外貨にするときの為替レートはTTS、外貨を円にするときは為替レートはTTBのため、TTB(110.00円)で円転後の元利合計額は、
10,040米ドル×110.00円=1,104,400円
したがって、正解は[4]の1,104,400円です。
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