FP2級 2022年5月 実技（FP協会:資産設計）問30
問30
篤志さんは、現在居住している自宅の住宅ローン（全期間固定金利型、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なし）の繰上げ返済を検討しており、FPの大津さんに質問をした。篤志さんが住宅ローンを180回返済後に、100万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする場合、この繰上げ返済により短縮される返済期間として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記＜資料＞を使用し、繰上げ返済額は100万円を超えない範囲での最大額とすること。また、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとする。
- 1年6ヵ月
- 1年5ヵ月
- 1年4ヵ月
- 9ヵ月
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正解 3
分野
科目：A.ライフプランニングと資金計画細目：8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
繰上げ返済をすると、次回返済分から順に元金部分に充当されていきます。
＜資料＞より180回返済後の残高は19,107,829円です。ここで繰上げ返済をして100万円が元金部分に充当されると、繰上げ返済後の借入残高を「19,107,829円－1,000,000円＝18,107,829円」まで減らせることになります。つまり、＜資料＞のうち残高が18,107,829円以上となっている返済回までは、返済を完了できるということになります。
＜資料＞を見ると、残高が18,107,829円以上、かつ、最も先の返済回は18,129,294円の196回目となります。このことから、100万円の繰上げ返済をすると181回目から196回目までの16回分について元金を全額返済できるとわかります。全額返済された月の分だけ返済期間が短縮されるので、短縮される返済期間は「16ヶ月＝1年4ヶ月」となります。
また、181回目から順に元金返済額を足し算していき、合計100万円に達するまでの月数を数える解き方もあります。
＜資料＞より180回返済後の残高は19,107,829円です。ここで繰上げ返済をして100万円が元金部分に充当されると、繰上げ返済後の借入残高を「19,107,829円－1,000,000円＝18,107,829円」まで減らせることになります。つまり、＜資料＞のうち残高が18,107,829円以上となっている返済回までは、返済を完了できるということになります。
＜資料＞を見ると、残高が18,107,829円以上、かつ、最も先の返済回は18,129,294円の196回目となります。このことから、100万円の繰上げ返済をすると181回目から196回目までの16回分について元金を全額返済できるとわかります。全額返済された月の分だけ返済期間が短縮されるので、短縮される返済期間は「16ヶ月＝1年4ヶ月」となります。
また、181回目から順に元金返済額を足し算していき、合計100万円に達するまでの月数を数える解き方もあります。
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