FP2級 2023年5月 実技(金財:個人)問4
問4
Mさんは、Aさんと長女Cさんに対して、株式取引のルール等について説明した。Mさんが説明した次の記述①~③について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。- 「国内株式市場における代表的な株価指標である日経平均株価は、東京証券取引所のスタンダード市場に上場している銘柄のうち、代表的な225銘柄を対象とした修正平均型の株価指標です」
- 「上場株式の注文方法のうち、指値注文では、高い値段の買い注文が低い値段の買い注文に優先して売買が成立し、同じ値段の買い注文については、寄付や引けなどを除き、先に出された注文が後に出された注文に優先して売買が成立します」
- 「X社株式の次回の配当を受け取るためには、普通取引の場合、権利確定日の2営業日前である2024年6月28日(水)までに買付けを行い、権利確定日に株主として株主名簿に記載される必要があります」
① | ② | ③ |
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正解
① | ② | ③ |
× | 〇 | 〇 |
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- ×不適切。日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場上場銘柄のうち代表的な225銘柄を対象とした修正平均型の株価指数です。スタンダード市場に上場している銘柄は含まれません。
- 〇適切。取引所における株式の指値注文は、価格優先と時間優先の原則で処理されます。
- 価格優先の原則
- 買い注文ではより高い値段の注文が、売り注文ではより低い値段の注文が優先される
- 時間優先の原則
- 同じ値段の注文であれば、先に出された注文が後に出された注文に優先する
- 〇適切。上場株式の受渡日は約定日から起算して3営業日目なので、権利確定日に株主として株主名簿に記載されるためには、権利確定日6月30日(金)の2営業日前に当たる6月28日(水)までに買付けを行わなければなりません。
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