FP2級 2023年5月 実技(金財:個人)問5
問5
《設例》のデータに基づいて算出される次の①、②を求め、解答用紙に記入しなさい(計算過程の記載は不要)。〈答〉は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入し、小数点以下第2位までを解答すること。- X社株式のPER
- Y社株式のPBR
①倍 |
②倍 |
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正解
① 10.83(倍) |
② 2.23(倍) |
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
〔①について〕
PER(株価収益率)とは、株価が1株当たり純利益の何倍であるかを示す指標です。PERが低いほど株価は割安であると判断されます。
PER(倍)=株価÷1株当たり純利益
X社の発行済株式数は1億株、当期純利益は12,000百万円(=120億)なので、1株当たり純利益は「120億円÷1億株=120円」です。X社の株価は1,300円なので、PERは、
1,300円÷120円=10.833…
(小数点以下第3位を四捨五入)10.83倍
よって、正解は10.83(倍)になります。
〔②について〕
PBR(株価純資産倍率)とは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す指標です。PBRが低いほど株価は割安であると判断されます。
PBR(倍)=株価÷1株当たり純資産
Y社の発行済株式数は8,000万株、純資産は43,000百万円(=430億)なので、1株当たり純資産は「430億円÷0.8億株=537.5円」です。Y社の株価は1,200円なので、PBRは、
1,200円÷537.5円=2.232…
(小数点以下第3位を四捨五入)2.23倍
よって、正解は2.23(倍)になります。
PER(株価収益率)とは、株価が1株当たり純利益の何倍であるかを示す指標です。PERが低いほど株価は割安であると判断されます。
PER(倍)=株価÷1株当たり純利益
X社の発行済株式数は1億株、当期純利益は12,000百万円(=120億)なので、1株当たり純利益は「120億円÷1億株=120円」です。X社の株価は1,300円なので、PERは、
1,300円÷120円=10.833…
(小数点以下第3位を四捨五入)10.83倍
よって、正解は10.83(倍)になります。
〔②について〕
PBR(株価純資産倍率)とは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す指標です。PBRが低いほど株価は割安であると判断されます。
PBR(倍)=株価÷1株当たり純資産
Y社の発行済株式数は8,000万株、純資産は43,000百万円(=430億)なので、1株当たり純資産は「430億円÷0.8億株=537.5円」です。Y社の株価は1,200円なので、PBRは、
1,200円÷537.5円=2.232…
(小数点以下第3位を四捨五入)2.23倍
よって、正解は2.23(倍)になります。
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