FP2級 2024年1月 実技(FP協会:資産設計)問29

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問29

耕治さんは、財形年金貯蓄について、FPの吉田さんに質問をした。財形年金貯蓄に関する下表の空欄(ア)~(エ)にあてはまる数値に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、復興特別所得税については考慮しないものとする。
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  1. (ア)にあてはまる数値は、「60」である。
  2. (イ)にあてはまる数値は、「5」である。
  3. (ウ)にあてはまる数値は、「550」である。
  4. (エ)にあてはまる数値は、「5」である。

正解 1

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:6.企業年金・個人年金等

解説

  1. [不適切]。財形年金貯蓄は、契約時の年齢が満55歳未満の勤労者でなければ利用することはできません。
  2. 適切。財形年金貯蓄は、給料からの天引きにより5年以上の期間にわたって定期的に積み立てる契約であることが要件となっています。
  3. 適切。財形年金貯蓄は、財形住宅貯蓄を合わせて元利合計550万円までに係る利子が非課税となります。
  4. 適切。財形年金貯蓄は、60歳以降の年金支払いを条件として年金支払い時まで利子にかかる税が非課税となる制度です。目的外の払出しをすると要件違反として解約となり、過去5年間遡って利子にかかる所得税と住民税が源泉徴収されます。
したがって不適切な記述は[1]です。
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