FP2級 2024年9月 実技(FP協会:資産設計)問31

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問31

真治さんは企業型確定拠出年金に加入し、亜紀さんは個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入している。それぞれの制度に関する下表の空欄(ア)~(エ)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
31.png/image-size:580×248
  1. 空欄(ア)にあてはまる語句は、「事業主の拠出額を超えてはならない」である。
  2. 空欄(イ)にあてはまる数値は、「23,000」である。
  3. 空欄(ウ)にあてはまる語句は、「個人年金保険料控除」である。
  4. 空欄(エ)にあてはまる語句は、「事業主」である。

正解 3

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:6.企業年金・個人年金等

解説

  1. 適切。企業型確定拠出年金では、事業主の掛金に加入者個人が上乗せして掛金を拠出すること(マッチング拠出)ができますが、個人の拠出額は事業主の掛金を超えることはできません。
  2. 適切。亜紀さんは会社員であり国民年金の第2号被保険者です。第2号被保険者であり、勤務する会社で企業年金(DC・DB)を実施していない場合、拠出限度額は月額23,000円です。
    1/600.png/image-size:449×300
  3. [不適切]。マッチング拠出で個人が上乗せ拠出した額は、全額が小規模企業共済等掛金控除の対象となります。
  4. 適切。企業型確定拠出年金において口座管理に関わる加入時手数料や事務手数料等は、規約に別段の定めがなければ、事業主の負担となります。
したがって不適切な記述は[3]です。