FP2級 2024年9月 実技(FP協会:資産設計)問38
問38
裕介さんの2023年分の所得等の明細は下記<資料>のとおりである。下記<資料>に基づく<確定申告書>の空欄(ア)にあてはまる数値として、正しいものはどれか。なお、裕介さんには下記以外に申告すべき所得はないものとし、記載のない事項は一切考慮しないものとする。また、問題作成の都合上、一部を「***」にしてある。- 7,440,000
- 7,690,000
- 7,840,000
- 8,340,000
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正解 1
分野
科目:D.タックスプランニング細目:7.所得税の申告と納付
解説
本問で求めるべき(ア)は総所得金額なので、4つの所得の合計となります。事業所得と不動産所得は記載済みなので、残る雑所得と一時所得を計算で求めます。
〔雑所得〕
公的年金等以外の雑所得は「収入金額-必要経費」で求めます。収入金額は150万円、必要経費は146万円なので、
150万円-146万円=4万円
〔一時所得〕
一時所得は次の式で求めます。収入金額は220万円、必要経費は90万円なので、
220万円-90万円-50万円=80万円
80万円×1/2=40万円
したがって、求める総所得金額は、
620万円+80万円+4万円+40万円=744万円
以上より、空欄に当てはまるのは7,440,000円です。
〔雑所得〕
公的年金等以外の雑所得は「収入金額-必要経費」で求めます。収入金額は150万円、必要経費は146万円なので、
150万円-146万円=4万円
〔一時所得〕
一時所得は次の式で求めます。収入金額は220万円、必要経費は90万円なので、
220万円-90万円-50万円=80万円
80万円×1/2=40万円
したがって、求める総所得金額は、
620万円+80万円+4万円+40万円=744万円
以上より、空欄に当てはまるのは7,440,000円です。
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