FP2級 2024年9月 実技(FP協会:資産設計)問39(改題)
問39
倫子さんは、60歳になった後も国民年金に任意加入し、65歳まで保険料の納付を続けようと考えている。倫子さんの公的年金の加入歴(見込みを含む)が下記<資料>のとおりである場合、倫子さんに65歳から支給される老齢基礎年金(付加年金を含む)の額として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記<資料>に基づくものとし、計算過程および老齢基礎年金の額について、円未満の端数が生じた場合には、円未満を四捨五入するものとする。<資料>
[倫子さんの公的年金の加入歴(見込みを含む)]
老齢基礎年金の額(満額):816,000円
倫子さんの加入可能年数:40年
- 国民年金の保険料未納期間
- 国民年金の第2号被保険者期間
- 国民年金の保険料未納期間
- 国民年金の第1号被保険者としての保険料納付済期間
- 国民年金の第1号被保険者としての保険料納付済期間+付加保険料の納付期間
- 国民年金の任意加入被保険者としての保険料納付済期間+付加保険料の納付期間
- これ以外に保険料納付済期間はなく、保険料免除期間もないものとする。
老齢基礎年金の額(満額):816,000円
倫子さんの加入可能年数:40年
- 709,667円
- 757,467円
- 792,400円
- 840,200円
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正解 3
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:5.公的年金
解説
老齢基礎年金の額は、以下の式で算出します。保険料納付済期間は②④⑤⑥の合計で「54月+145月+179月+60月=438月」ですから、老齢基礎年金の額は、
816,000円×438月480月=744,600円
倫子さんは付加保険料を納付しているので、「200円×付加保険料納付月数」の付加年金が上乗せされます。付加保険料の納付期間は⑤⑥の合計で「179月+60月=239月」ですから、付加年金の額は、
200円×239月=47,800円
よって、老齢基礎年金(付加年金を含む)の額は、
744,600円+47,800円=792,400円
したがって正解は[3]です。
816,000円×438月480月=744,600円
倫子さんは付加保険料を納付しているので、「200円×付加保険料納付月数」の付加年金が上乗せされます。付加保険料の納付期間は⑤⑥の合計で「179月+60月=239月」ですから、付加年金の額は、
200円×239月=47,800円
よって、老齢基礎年金(付加年金を含む)の額は、
744,600円+47,800円=792,400円
したがって正解は[3]です。
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