FP2級 2025年1月 実技(FP協会:資産設計)問32
問32
直樹さんは、ももかさんの大学進学を控えて奨学金に関心を持ち、FPの宮本さんに質問をした。宮本さんが日本学生支援機構の奨学金(予約採用)の一般的な取扱いについて説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値および語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。
- (ア)3 (イ)学力基準および家計基準 (ウ)定額返還方式のみ
- (ア)3 (イ)家計基準のみ (ウ)所得連動返還方式か定額返還方式のどちらかを選択
- (ア)5 (イ)学力基準および家計基準 (ウ)所得連動返還方式か定額返還方式のどちらかを選択
- (ア)5 (イ)家計基準のみ (ウ)定額返還方式のみ
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正解 1
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
〔(ア)について〕
第二種奨学金の利子率は市場金利に応じて変動しますが、年3%が上限金利とされているため、それを超えることはありません。
〔(イ)について〕
給付型奨学金を申込みをする場合は、他の貸与型と同様に、基準となる学力基準および家計基準が設けられています。学力基準は、高等学校等における評定平均値が3.5以上であること、または入学者選抜試験の成績が入学者の上位2分の1の範囲に属することとされています。家計基準は世帯年収約600万円程度以下とされています。
〔(ウ)について〕
第一種奨学金の奨学生は、所得に応じて月々の返還額が決まる「所得連動返還方式」、借りた金額に応じて毎月の返済金額が決まる「定額返還方式」のいずれかを選択することが可能です。一方、第二種奨学金の奨学生は、定額返還方式のみしか選択できません。
したがって適切な組合せは[1]です。
第二種奨学金の利子率は市場金利に応じて変動しますが、年3%が上限金利とされているため、それを超えることはありません。
〔(イ)について〕
給付型奨学金を申込みをする場合は、他の貸与型と同様に、基準となる学力基準および家計基準が設けられています。学力基準は、高等学校等における評定平均値が3.5以上であること、または入学者選抜試験の成績が入学者の上位2分の1の範囲に属することとされています。家計基準は世帯年収約600万円程度以下とされています。
〔(ウ)について〕
第一種奨学金の奨学生は、所得に応じて月々の返還額が決まる「所得連動返還方式」、借りた金額に応じて毎月の返済金額が決まる「定額返還方式」のいずれかを選択することが可能です。一方、第二種奨学金の奨学生は、定額返還方式のみしか選択できません。
したがって適切な組合せは[1]です。
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