金融類似商品

マルさん
(No.1)
みなさん、勉強お疲れ様です。

今回のこの記事は頑張ってる人の少しでも助けになればと立てたスレ第7弾です。
興味がない方は素通りしてけっこうです。
とは言っても今回は雑学的なものなので、読む方には気軽に読んでくれたら良いかなと思います。

今回のテーマは、「金融類似商品」です。
多分テキストのあちらこちらで金融類似商品は見かけたことがあると思います。
例えば
・5年以内に満期を迎える一時払の養老保険等の満期保険金
・5年を超える契約でも一時払の養老保険、一時払の変額保険(有期型)、一時払の個人年金保険(確定年金)や一時払の変額個人年金保険(確定年金)を契約から5年以内に解約した場合の解約返戻金
・為替予約を付加した外貨預金の為替差益(為替予約とは満期の時の為替レート、つまり円に交換するときのレートを予め決めておく事です。別に手数料は取られません)

2級だとこの辺りでしょうかね?
金融類似商品は利子に似ているので、20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%の内訳)が源泉徴収されて課税関係は終了します。

テキストで見かけるこの「金融類似商品」って、いったい何所得なんだ?と思った経験はないでしょうか?

利子に似ているから利子所得?
それとも解約返戻金や満期保険金は一時所得だから一時所得の仲間?
はたまた外国投資信託の為替差益は売却益と合わせて譲渡所得とされるから、譲渡所得の仲間かな?

正解は「雑所得」なんです。
雑所得って、仮想通貨の利益やFX取引の利益もそうですが、他にどこも行き場のないものの最終処分場と言ったら語弊があるか・・でも他に行き場のないものの集まりみたいですね(笑)

金融類似商品は、雑所得なんですが、総合課税にはならず源泉分離課税で課税関係は終了します。

ちょっと今回は雑学的な側面でした。「へぇ〜」くらいに気軽に思っていただけたら幸いです。
2022.05.15 15:22
さん
(No.2)
マルさんいつもありがとうございます。
紛らわしい論点ですが整理できました。
2022.05.15 17:05
マルさん
(No.3)
猫さん

コメントありがとうございます。
試験には直接関係ないかもしれませんが、ちょっと箸休め的な応援スレを書いてみました。
2022.05.15 17:55

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