「価格」「価額」の使い分け
ゆゆさん
(No.1)
「価格」「価額」の使い分けって明確に何かあるでしょうか?
ぐぐってみると、
・価格:個別、具体的な値段の金額。
売り手との間で合意された現実的な取引の値段。
・価額:品物の値打ちに相当する金額。
とあるのですが、いまいちしっくりこず…。
投資だって指値注文とかあるのだから、
購入「価格」、解約「価格」でも良いのでは?
とか捻くれたこと考えてしまうんですよね。
テキストを見ていると、金融分野では「価額」、
不動産分野では「価格」が多く使われているので、
もう分野で仕分けるようにしているのですが、
どなたかわかる方がいれば教えていただけますか?
2022.05.15 21:39
マルさん
(No.2)
少し例を出してみましょうか。
例えば土地が2000万で売り出されました。これは不動産屋や大家さんが一方的に「この値段で売るぞ」と決めた値段です。
それに対して株式とかをイメージしてもらうとわかりますが、売りたい人と買いたい人の合意ができて初めて金額が決まります。よく出来高と言うのが株式で出てくると思いますが、売り主が1000円で売りたいと思っても、買い主が「1000円は高いでしょう?800円くらいじゃないと買わないよ」となると、株の売買は成立しませんよね?
だから金融では「価額:品物の値打ちに相当する金額」が使われ、不動産では「価格:個別、具体的な値段の金額。」が使われます。
よく価格は英語ではプライス、価額はバリューと切り分けられます。
少しはイメージ湧きましたでしょうか?
2022.05.15 21:55
ゆゆさん
(No.3)
ご回答ありがとうございます。なるほど。
一方的に提示するかどうかの違いといったところでしょうか?
たとえば公示「価格」なら、
国土交通省が決めた値段そのまま成り立ちますし、
金融分野でも、債券で償還「価格」となるのは、
100円と決まっている値段だからといった感じですよね?
そう考えると意外に「価額」を使うことは少なそうですね。
教えていただいた論点を意識して、
もう1周テキストを読み直してみます。
2022.05.15 22:30
マルさん
(No.4)
スーパーにキャベツを買いに行きました。
すみません、うちの近くのスーパーキャベツ一玉180円なんで、それで考えます。
180円で売られているキャベツ、これが「価格」です。
でもたんさん積まれているキャベツの中に、明らかにしなしなで傷んでいるのがあります。ゆゆさんはそれを買いたいですか?別のを買いますよね?つまりゆゆさんはその傷んでいるキャベツに180円の価値はないと思っているからです。これが「価額」です。
金融で売っているものって、目には見えないものを売っていますよね?
そこには「今、世間ではこれはこれくらいの価値なんだよ」と言う客観的要素が加わってその値段なんです。だから価額=価値なんですよ。
2022.05.15 22:37
マルさん
(No.5)
国土交通省が決めた値段そのまま成り立ちますし、
金融分野でも、債券で償還「価格」となるのは、
100円と決まっている値段だからといった感じですよね?
↑
ゆゆさん、まさにその通りです😀
良かったです。丁寧に説明したつもりですが、わからなかったらどうしようと思っていましたから。
2022.05.15 23:30
ゆゆさん
(No.6)
認識あっていたようで一安心です。
メモをするたびに毎回、あれ?どっちだっけ?
と考えることがあったので、
この機会に質問できて良かったです。
何度もご丁寧にありがとうございます。
2022.05.15 23:58
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