FPと関連法規 (全18問中13問目)

No.13

ファイナンシャル・プランナーの顧客に対する行為に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年5月試験 問1
  1. 税理士資格を有しないファイナンシャル・プランナーが、相続の相談に来た顧客に対し、相続税額の算出方法について、相続税法の該当条文を示して一般的な解説を行った。
  2. 生命保険募集人の登録を受けていないファイナンシャル・プランナーが、ライフプランの相談に来た顧客に対し、変額個人年金保険の商品性を説明した。
  3. 社会保険労務士資格を有しないファイナンシャル・プランナーが、年金の相談に来た顧客からの求めに応じ、有償で公的年金の裁定請求手続きを代行した。
  4. 司法書士資格を有しないファイナンシャル・プランナーが、ライフプランの相談に来た顧客からの求めに応じ、顧客の代理人(任意後見受任者)となることを引き受け、任意後見契約を締結した。

正解 3

解説

  1. 適切。税理士ではないファイナンシャル・プランナーは、個別具体的な税務相談、税務書類の作成、税務代理行為はできませんが、仮定の事例に置き換えた説明や税額計算、一般的な解説は行うことができます。
  2. 適切。生命保険募集人の資格を持っていないファイナンシャル・プランナーは、保険の募集を行うことはできませんが、保険商品の特徴や活用例の説明をしたり、必要保障額の試算を行うことはできます。
  3. [不適切]。社会保険労務士でないファイナンシャル・プランナーは、公的年金額の受給見込額を計算したり、年金制度を説明することはできますが、行政機関に提出する申請書などの作成、提出の代理は社会保険労務士の独占業務なので行うことはできません。よって記述は不適切です。
  4. 適切。司法書士でないファイナンシャル・プランナーは、登記または供託に関する手続きの代理をすることはできませんが、任意後見受任者となるには特別な資格は不要ですので、任意後見受任者になることはできます。
したがって不適切な記述は[3]です。