不動産の見方(全50問中33問目)
No.33
不動産の登記に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。2017年1月試験 問41
- 戸建て住宅およびその敷地の登記記録は、建物とその敷地を一体として、一の登記記録にまとめられている。
- 不動産の登記記録は、その不動産が所在する市町村および特別区に備えられる。
- だれでも、登記官に対し、手数料を納付して、登記事項証明書の交付を請求することができる。
- 登記の記載事項を信頼して不動産を取得した者は、記載されていた登記名義人が真実の権利者ではなかった場合でも、原則として、その不動産に対する権利が認められる。
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正解 3
問題難易度
肢17.8%
肢25.8%
肢379.4%
肢47.0%
肢25.8%
肢379.4%
肢47.0%
分野
科目:E.不動産細目:1.不動産の見方
解説
- 不適切。不動産の登記記録は、土地は1筆ごと、建物は1個ごとに別々で記録されています。
- 不適切。不動産の登記記録は、その不動産の所在地を管轄する法務局(登記所)に備えられています。不動産の登記記録は、当該不動産の所在地である市区町村の役所や役場に備えられている。(2022.1-41-2)不動産の登記記録は、当該不動産の所有者の住所地である市町村および特別区の役所や役場に備えられている。(2018.5-41-1)
- [適切]。不動産の登記制度は、不動産の権利関係を公示することで取引の安全と円滑を確保することを目的としています。したがって、その記録内容は誰でも閲覧することができますし、登記事項証明書の交付請求も利害関係にかかわらず誰でもすることができます。
- 不適切。登記には公信力がないので、登記記録を信じて取引した場合、真実と異なっていても法的に保護されません。登記の記載事項を信頼して不動産を取得した者は、記載されていた登記名義人が真実の権利者ではなかった場合でも、原則として、その不動産に対する権利が認められる。(2016.5-41-2)登記記録を信頼して不動産を取得した者は、記載されていた登記名義人が真実の権利者ではなかった場合でも、原則として、その不動産を取得する権利が認められる。(2016.1-41-4)
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