FP2級過去問題 2018年5月学科試験 問41
問41
不動産の登記に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 不動産の登記記録は、当該不動産の所有者の住所地である市町村および特別区の役所や役場に備えられている。
- 不動産の売買契約を締結した当事者は、当該契約締結後3ヵ月以内に、所有権移転の登記をすることが義務付けられている。
- 不動産の登記事項証明書の交付を請求することができるのは、当該不動産に利害関係を有する者に限られる。
- 不動産の登記記録を信じて土地を取得した者は、その登記記録の権利関係が真実と異なっていたときには、原則として、その土地に対する権利は法的に保護されない。
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正解 4
問題難易度
肢18.1%
肢211.2%
肢32.1%
肢478.6%
肢211.2%
肢32.1%
肢478.6%
分野
科目:E.不動産細目:1.不動産の見方
解説
- 不適切。不動産の登記記録は、ディジタル化されてその所在地の登記所(法務局)に備えられています。
- 不適切。所有権移転の登記は義務ではありません。しかし、移転登記しないと所有権者に不利になる場合があるので、通常は速やかに所有権移転の登記すべきです。
- 不適切。不動産の登記事項証明書の交付請求は(利害関係がある者に限らず)誰でもできます。
- [適切]。不動産の登記記録には公信力がありません。このため登記を信用して登記記録上の無権利者と取引した者は、法的に保護されません。よって記述は適切です。