相続と法律 (全38問中7問目)

No.7

民法上の遺言に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2018年1月試験 問55
  1. 遺言書に認知する旨の記載をすることによって、遺言者は子の認知をすることができる。
  2. 自筆証書によって遺言をするには、遺言者がその全文、日付および氏名を自書し、これに押印することが必要である。
  3. 成年被後見人が事理を弁識する能力を一時的に回復した場合には、医師2人以上の立会いがあれば、遺言をすることができる。
  4. 公正証書によって遺言をするには証人2人以上の立会いが必要であり、推定相続人は、その証人になることができる。

正解 4

解説

  1. 適切。遺言書に認知を記載することも可能です。それによって非嫡出子は嫡出子と同じ法定相続分になります。
  2. 適切。自筆証書遺言は、遺言者が全文、日付、氏名を自書(代筆・パソコンは不可)し、押印することが必要です。
  3. 適切。成年被後見人が、遺言内容・結果を理解する能力を一時的に回復した場合には、医師2人以上の立会いで遺言書を作成可能になります。
  4. [不適切]。記述中の「推定相続人は、その証人になることができる」の部分が不適切です。
    公正証書によって遺言をするには証人2人以上の立会いが必要ですが、推定相続人・受贈者・その配偶者・直系血族にあたる者は証人になれません。
したがって不適切な記述は[4]です。