FP2級過去問題 2013年9月学科試験 問20

問20

会員制フィットネスクラブにおける損害保険を活用したリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約は付帯していないものとする。
  1. 地震により従業員がケガをした場合に備えて、従業員を被保険者とする普通傷害保険を契約した。
  2. フィットネスクラブの利用会員の個人情報が漏えいした場合に備えて、個人情報漏えい保険を契約した。
  3. 従業員が業務中に誤って利用会員にケガをさせた場合に備えて、施設所有(管理)者賠償責任保険を契約した。
  4. フィットネスクラブが施設内で経営するカフェテリアで食中毒が発生した場合に備えて、生産物賠償責任保険(PL保険)を契約した。

正解 1

解説

  1. [不適切]。普通傷害保険は、日常生活の中で起こる事故による傷害に対して補償される保険ですが、地震によるケガは補償の対象になりません
  2. 適切。個人情報漏えい保険は、個人情報が漏えいし損害賠償責任が発生した場合、賠償金の支払いや対応費用を補償する保険のため、会員の個人情報漏えいへの備えとして適しています。
  3. 適切。施設所有(管理)者賠償責任保険は、施設の使用・管理や業務の遂行によって生じた偶然の事故により、第三者の身体・生命を害したり、財物に損害を与えた場合に法律上の賠償責任を補償する保険のため、会員にケガをさせた場合の対処として適しています。なお、従業員がケガをした場合の対処としては、労働災害総合保険が適しています。
  4. 適切。生産物賠償責任保険(PL保険)は、他人に引き渡した製品や工事などの業務結果に起因して、他人の生命や身体および財産を侵害し損害賠償責任を負担した場合の損害を補償する保険のため、食中毒が発生した場合に備えての対処として適しています。
したがって不適切な記述は[1]です。