FP2級過去問題 2013年9月学科試験 問31

問31

所得税に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
  1. 上場株式の譲渡に係る譲渡所得は、総合課税の対象となる。
  2. 土地の譲渡に係る譲渡所得は、総合課税の対象となる。
  3. 老齢基礎年金の受給に係る雑所得は、源泉分離課税の対象となる。
  4. 退職金の受給に係る退職所得は、申告分離課税の対象となる。

正解 4

問題難易度
肢16.6%
肢28.1%
肢316.0%
肢469.3%

解説

  1. 不適切。上場株式の譲渡に係る譲渡所得は、申告分離課税です。
  2. 不適切。土地の譲渡に係る譲渡所得は、申告分離課税です。
  3. 不適切。老齢基礎年金の受給に係る雑所得は、総合課税の対象です。
    定年退職に伴う退職金の受給に係る退職所得は、分離課税の対象となる。2015.1-31-2
    退職金の受給に係る退職所得は、申告分離課税の対象となる。2013.9-31-4
  4. [適切]。退職金の受給に係る退職所得は、申告分離課税の対象です。
    定年退職に伴う退職金の受給に係る退職所得は、分離課税の対象となる。2015.1-31-2
    老齢基礎年金の受給に係る雑所得は、源泉分離課税の対象となる。2013.9-31-3
したがって適切な記述は[4]です。
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