FP2級過去問題 2018年5月学科試験 問8
問8
Z銀行の住宅ローン(変動金利型)を利用し返済中であるAさんが、Z銀行以外から住宅ローンを借り換える場合に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- Aさんが全期間固定金利型の住宅ローンに借り換えた場合、返済期間中に市中金利が上昇すると、金利の上昇分に相当する額の返済負担は増加する。
- Aさんが住宅の床面積や収入等の融資条件を満たせば、借換先の住宅ローンとして「フラット35」を利用することは可能である。
- AさんがZ銀行以外の金融機関に住宅ローンの借換えを申し込んでも、借換先の金融機関の担保評価基準によっては融資を受けられないことがある。
- AさんがZ銀行以外の金融機関の住宅ローンに借り換えた場合、Z銀行の抵当権の抹消および借換先の金融機関の抵当権の設定が必要となるため、登録免許税等の諸費用が必要となる。
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正解 1
問題難易度
肢171.0%
肢212.8%
肢34.3%
肢411.9%
肢212.8%
肢34.3%
肢411.9%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
- [不適切]。全期間固定金利型は「フラット35」に代表されるように、住宅ローン完済まで契約時に定めた固定金利が適用され、毎月同じ返済額になります。金利上昇リスクはありません。
- 適切。フラット35は、床面積や収入等の融資条件を満たせば借り換えにも利用することができます。
- 適切。住宅ローンの借り換えは、新しく住宅ローンを組むことになるので借換先の金融機関での審査があります。年収・住宅担保額・完済年齢・個人信用情報などによっては融資不可になる場合もあります。
- 適切。住宅ローンの借り換えは、借換先の金融機関で新しく住宅ローンを組むことになるので、当初の借入先と同じく、事務手数料、保証料、抵当権設定手数料、印紙代などの諸費用がかかります。
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