FP2級過去問題 2018年9月学科試験 問26
問26
金融派生商品の種類と概要に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- 異なる通貨間で一定期間、キャッシュフローを交換する取引を金利スワップという。
- 将来の特定の時点を期限日として、ある商品を特定の数量について、あらかじめ定められた価格で売買することを契約する取引のうち、取引所で行われるものを先物取引という。
- 将来の一定期日または一定期間内に、原資産についてあらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利を売買する取引をオプション取引という。
- 現物取引と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引をヘッジ取引という。
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正解 1
問題難易度
肢152.8%
肢215.9%
肢313.4%
肢417.9%
肢215.9%
肢313.4%
肢417.9%
分野
科目:C.金融資産運用細目:8.金融派生商品
解説
- [不適切]。異なる通貨間で一定期間、キャッシュフローを交換する取引を「通貨スワップ」といいます。同一通貨間で異なる種類の金利を交換するスワップ取引は「金利スワップ」といいます。
- 適切。将来のあらかじめ定められた期日に、特定の商品を現時点で決めた価格で売買することを約束する取引で、取引所に上場されているものを「先物取引」といいます。
- 適切。将来のあらかじめ定められた期日に、特定の商品を現時点で取り決めた価格で買う権利または売る権利を売買する取引を「オプション取引」といいます。オプション取引は、将来の一定期日または一定期間内に、原資産を、あらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利を売買する取引である。(2017.9-26-1)オプションとは、あらかじめ定められた将来の期日または一定の期間内に、原資産をあらかじめ定められた価格で売る権利または買う権利のことである。(2016.5-27-1)オプション取引は、将来の一定期日または一定期間内に、あらかじめ定められた価格で原資産を売る権利または買う権利を売買する取引である。(2014.5-28-1)
- 適切。現物と反対の取引を先物市場で行うことにより、現物の価格変動リスクを回避する取引を「ヘッジ取引」といいます。現物価格の変動による利益と同額の利益が発生するように、現物と同じポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引を、ヘッジ取引という。(2022.5-27-2)現物と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引を、ヘッジ取引という。(2021.9-27-1)現物取引と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引をヘッジ取引という。(2017.9-26-4)ヘッジ取引は、現物と反対のポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引である。(2014.5-28-4)
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